家電の安全装置というもの | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

YouTubeの番組を見ていたら「家電の安全装置」というものがあることを知りました。どんな家電でも修理できると言う人 今井和美さんという方の番組です。20年以上前のパソコンを修理する話でした。電源を入れると最初だけ画面が表示されるのですが、すぐに消えてしまうのです。これの原因は液晶画面のバックライトとして使用している蛍光灯が切れているからだと判断した今井さんは、直ちにパソコンの画面を取り外しテストしました。するとやはり4本ある蛍光灯の内の1本が点灯しませんでした。

 

なぜ1本だけ故障しただけで画面が消えてしまうのだろう? 撮影スタッフが今井さんに聞くと、「家電には安全装置というものが付いているからだ」という。安全装置は、その製品のどこかに不具合があると検知すると直ちに電源を切るという働きをする。そのまま使用したら火災などを発生させたりして重大な被害を及ぼす危険性があるので、とりあえず電源を切って防止するのだそうです。これはメーカーにとっては電源オンの時のトラブルには責任を取らなくてはならないが、電源オフにすればその心配は無いと言う事情もあるようだ。

 

このパソコンの場合は、電源を入れると液晶画面のバックライトとして使用している蛍光灯のうち1本が点灯しないと検知して直ちに電源を切る、だから一瞬画面が表示されてもすぐに消えてしまうということになる。なーるほど❗️

 

しかしこの話を聞いて分かったことは、家電製品はちょっとしたトラブルで使えなくなってしまうということ。今回の場合もこのパソコンが家の片隅に20年以上も放置されていて、このパソコンの中にたくさんの家族の思い出の写真が保存されているから何とかしたいと言うことで修理に至った。しかし古いパソコンのため替えの部品が入手困難で特注すると費用が掛かりすぎる。そこでハードディスクの中身だけを救出すると言うことで一件落着した。しかし、もっと早い時期に修理に出せば大して費用は掛からずに使い続けられたはず。

 

家電の故障はこういう事情を知っておいた方がいいと思いました。