今回の立憲民主党の代表選挙では、野田元首相が立候補したことが注目される。おそらく野田氏を選ぶと思う。それは自民党が選挙目当てで小泉進次郎を担ごうとしているからです。もし本当に小泉進次郎の自民党と野田氏の野党連合の対決となれば、これはかなり面白い展開が期待できる。
まさか政権交代もありうるか? 自民党はそういう最悪の事態を想定して小泉進次郎を捨て駒として立てるのかもしれない。そこまではいかないと思うけど、自民党が危うくなって選挙で大敗を喫してしまったら、小泉首相が責任を取らされて腹を切る覚悟かもしれない。だから私は小泉進次郎がかわいそうだと思う。
世襲議員の宿命として立たなくてはならない。そういう縁の元に生まれてきた人なのだ。しかし本人の自覚次第でその運命は変えられると思います。一度国会議員を辞めて、どこかのメーカーの地方にある工場で働くといい。もちろん生活費はその賃金で暮らす。あるいは東京の会社で事務職として朝から晩まで机に向かってパソコンで事務をする。それでもいい。とにかく働いてみなさい。家族を養うために毎日働いてみなさい。
今の日本に必要なリーダーはどういう人なのかということが見えるようになるはずです。その時に自分は立候補すべきか否かを判断する。まあ、「総理になるには10年早い」という小泉パパの意見は当たっていると思いますよ。