株価の乱高下に思うこと | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

昨日の東京株式市場は一気に1000円近く値下がりしました。今週は9日に800円も上がりその後も上がり続けていたのですが、結局昨日の値下がりで上がり過ぎが調整された感があります。

 

一方、円ドルの為替レートも161円台から157円台へと一気に4円近く円高に振れました。こちらもびっくりです。財務省が為替介入したのではないかと言われています。

 

さて、相変わらず日本の経済そのものは低迷しているのに、なぜこんなに激しい値動きをするのでしょう。投機的な、あるいは実需とは無関係な人為的操作が大規模に行われているとしか考えられません。こんな動きをしているマーケットには怖くて投資できないですよ。

 

欧米の巨大機関投資家には国家予算に匹敵するほどの巨額な投資マネーがあり、それを投入すれば金融マーケットをある程度動かすことは可能です。日本にはそれほど大きな機関投資家は無いので、代わりに財務省や日銀などが時々チョコチョコとやる程度です。

 

いずれにしても経済の実態とは関係のないゲームのような展開です。そのマーケットに個人の素人がお金を持って行って「提灯をつけよう」としたら、大やけどをおうことも十分ありえる。

 

財務省はそんなゲームなんかしている暇があったら、財政改革として消費税の引き下げを検討しなさい。賃金が思うように上がらないのならば税金を軽くするしかないでしょう。とにかく国内消費を盛り上げないことには日本の景気は回復しません。国内消費が増えれば消費税はもちろん、法人税もふえるので、結果的に税収が増えてくるはず。