ホンダの車に苦言 | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

今日は久しぶりにレンタカーで営業して来ました。これまでは軽自動車のホンダN-BOXを借りていましたが、(あの車は燃費が良いし、室内は広いし、装備も良いのですが、ただ一つ)スタート時の加速にもたつきがあるのが欠点。そりゃ660ccのエンジンでは仕方ないと言えばそうなのですが、やはりターボか1000cc以上のエンジンが必要です。

 

ということで、今回はN-BOXはやめてFITを借りました。FITの1300ccエンジンです。N-BOXの2倍の排気量ですから、さすがにスタート時のもたつきはありません。しかし、そのあとの加速が伸びない。頭打ちになってしまう。S(スポーツレンジ)にすると力強く加速しますが、これはローギアでいつまでも引っ張っているような苦しそうなエンジン音がするのでダメです。

 

FITのスピードメーターはデジタル表示ですが、よく見ると上のところに物差しのようなメモリが刻まれていて、何かな?と思ってよく見るとタコメーターなんですよ。タコメーターはエンジンの回転数を表示するので普通は丸い時計のような表示板に針が付いていて、回転数が上がると針が少しずつ回る代物ですが、FITのタコメーターは物差しのようなメモリの上を右にスライドしていく表示です。

 

そのタコメーターのインジケーターを見ていてわかったのですが、Dレンジでスタートすると2000回転までしか上がらない。

2000回転で頭打ちになる。これじゃ加速しないわけだ。ちなみにSレンジだと3000回転ぐらいまで上がるけど、やや苦しそう。

これはおそらく省燃費重視のエコな味付けにチューニングされているのでしょう。今日は全行程約80キロ走り、ガソリンは4.3リットルしか入らなかった。燃費は約18Km/lですから確かにエコです。

 

今のホンダの車はそういうチューニングなんですね。これではストレスが溜まって、走る楽しみなんて味わえませんよ。昔のホンダのエンジンはツインカムじゃなくても、ターボ付きじゃなくても速かった。エンジンがビュンビュンと高回転までふけあがるからです。私はプレリュード、アコード、クイントなどに乗っていた経験がありましたが、良く回るエンジンという印象でした。

 

そこがまた若者に人気があった理由だと思います。最近は若い人たちが車を運転しなくなりましたが、だからと言ってこんなつまらない車を作っていたら、ますます若者の車離れが進んでしまうのではないでしょうか。