本当に久しぶりに池袋の町に行きました。とはいえ、私は毎日の通勤電車で池袋も新宿も原宿も渋谷も通過しているのですが、下車して街にでることがありません。特に用事が無い限りは行きたいとは思わないからです。地方の人からすれば、なんとも羨ましいと思われるのかもしれないですね。
そもそも今から４５年前に社会人としてスタートを切った町が池袋でした。しかも西口。お世辞にも自慢できるような都会然とした洗練さは微塵もない、雑踏と喧騒の町です。夜の飲み会は結構ヤバそうな飲み屋が多くて、ただでさえ下戸で飲み会が嫌いなのに、池袋の夜は私にはただ辛いだけでした。
しかしあれから４０年以上経ち、昼間の池袋東口に出かけてきました。なんとなく昔のままのように見えるのですが、随分と変わっています。ビックカメラとヤマダ電機が競い合うようにビルを建てていて、まるで秋葉原の電気街のようでもあるし、若者の街でもあるようにも感じられます。
これから西口では大規模な再開発が始まると聞きました。新宿や渋谷のように超高層ビルが林立し、ようやく「大都会池袋」が登場するようです。
昔あった中国料理店の北京亭とか、芳林堂書店の９階にあったコーヒー専門店の栞とか、懐かしいのですけどね。
