今年の大河ドラマは「どうする家康」です。昨年の暮れごろからNHKがテレビで宣伝しまくっているので、大河ドラマに関心ない人でも知っているのではないでしょうか。私は徳川家康には大変興味があります。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」に登場した源頼朝が武家政権を初めて打ち立てた人で、徳川家康はそれを徳川幕府として完成させた人だと言えます。そして徳川幕府は徳川一族によって約300年以上も続きました。これは凄いことです。何が凄いと言って、武士同士の争いを一切封じてしまったことです。だから徳川家康は武将というより政治家だと思うのです。日本は結局、外国からの圧力で明治維新を起こし近代国家に移行していきますが、その前に徳川幕府による国内完全統治体制が作られていたことが良かったのではないでしょうか。そうでなければ黒船が来て攻め込まれてあっという間に植民地にされていたはず。とにかく今年一年も、また楽しめそうです。
