三谷幸喜の鎌倉殿 | 今、私が考えていること

今、私が考えていること

毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は毎週見ています。歴史の勉強ではほとんど取り上げられない史実が描かれているので、知らない話が多く、毎回「ふーーん、そうだったんだ」と感心しています。と言っても、それは歴史を学ぶというよりは、週刊誌の記事を読むような感覚です。

今回の話もそうでした。比企と北条の勢力争い。この先に北条氏による執権政治が始まるので、結論は見えています。ううん、何を描こうとしているのだろう?見どころは何なの?正直に言うと「つまらない」です。次回に続くけれど、決して待ち遠しくない。

三谷幸喜の作品はいくつか見ていますが、彼の作品は「テレビサイズのドラマ」だと思います。

面白いものは本当に面白いのですが、鎌倉殿は今のところ「大河」っぽくなく、「テレビサイズのドラマ」としての良さも出ていない。なんか中途半端なドラマです。登場人物が一度にたくさん出てきますが、それぞれの気持ちや考え方がごちゃごちゃしていてわかりづらい。役者はぼそぼそと小声で話すシーンが多く、暗い場所での出来事も多い。半面、役者のアクションが少ない。まるで舞台劇をみているよう。