岸田総理も変なこと言ってる | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

昨日、私は日銀の黒田総裁の発言についてブログに書きましたが、今日は岸田総理の発言について、一言言わせてもらいます。夕方のニュースで、岸田総理が街頭演説をしている映像が流れました。

「今、欧米では10%近い物価上昇となっているが、日本の物価上昇はまだ2%程度に落ち着いている。これはわれわれ政府の経済対策が功を奏していることの現れです。・・・」

おまえはアホか?

政府がやったことと言えば、石油元売り会社にお金を払って「どうぞ値上げをしないでください」と頭を下げたぐらいじゃないの。

日本の物価がまだ2%ぐらいしか上がっていないのは、日本が欧米とは違って景気が悪い上に、日本人の所得が低すぎて購買力が乏しいからです。物価が上がるためには、消費が旺盛がどうかが一番大きく影響する。原材料やエネルギー価格が上がっても、消費者が買いに来なければ価格は上がらないし、メーカーは上げたくても上げられない。つまり経済がほぼ死に体になっているから、物価上昇すら起きないということ。

例えば、いくらいい土地が売りに出ていても、誰も買いに来なければ不動産価格は上がらないのと一緒です。

ところで私は今日コンビニで箱に入ったフルーツ味のアイスキャンデーを買いました。オレンジ、グレープ、ピーチなどいろんな味が楽しめて、それでいて1箱230円ぐらいと安いので時々買います。

今日は蒸し暑かったから、食べたくなったのです。それで買って帰って家で箱を開けてビックリ!

小さくなっている!!!  やられたなあ、いわゆる「ステルス値下げ」だ。値段は据え置きのままで、中身の量を減らしているのだ。そういえば、カントリーマームもチっこくなったとのうわさ。

メーカーは恐くて値上げできないのです。

日本経済は、もう末期的な症状です。