鎌倉殿の13人 武士像について | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

昨日の「鎌倉殿の13人」は衝撃的でした。御家人の一部が謀反を企んだが、発覚して未然に防いだ。頼朝は、見せしめのためと言い、その謀反を抑え込んだ味方のはずの上総介を皆の前で切り殺すという、なんとも残忍かつ理不尽な処刑を命じた。筋は通ってないが、いずれ自分にとって邪魔な相手になると思っていた頼朝は、今回の謀反にかこつけて上総介を抹殺したのだ。一緒に見ていた妻も私も顔が引き攣りました。これは事実だそうですが、こんなことを平気でやる頼朝と言う男は、人ではないな!と思いました。源氏の武士たちは獣の様で、まるで暴力団組織と同じだ。組とうしの抗争と同じに見える。

日本人はサムライ魂を誇りにしていますが、サムライの本性がこれなら、サムライは誇りどころか恥なんではないだろうか。

頼朝が築いた鎌倉幕府から徳川家康の江戸幕府までのあいだの約700年もの間、日本はこんな連中が支配していたのか!と幻滅しました。

歴史はリアルですね。そういう意味でこの大河ドラマは革新的な内容です。