大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、ここのところ鎌倉の御所での内紛ばかり描いています。平清盛が死んだのに、なぜ京に攻め上らないのか?みんなそう思うのだけど、頼朝は妾(亀)といちゃついているばかり。本当に頼朝ってこんな人だったのか?
さらにびっくりするのは義経の描き方。われわれが学校の日本史などで学んできた義経の印象とはまるで違っていて、一言で言うと「嫌な奴」として描いています。
多分こういう人間だったのでしょうね、だから源平合戦の後、義経は頼朝に追われて消えてしまったのだと思う。歴史というのは誰が書き残したかで見方が全然変わる。「麒麟が来る」でも、明智光秀の印象は全然違いました。でも、あれが真実だったと思う。織田信長が偉人として歴史に名を残すのはおかしい。信長はやはり「月に登る男」だった、だから本能寺の変で消されたのだ。最近のNHKは面白いドラマを作ってくれると思います。