新型コロナウィルスがだいぶ沈静化しています。既に欧米では経済活動が本格的に再開しています。しかし、日本はまだその気配すらありません。何故でしょうか?
それは消費が増えないからです。
なぜか?
日本人の所得が過去30年近くもの長い間増えるどころか減り続けてきたからです。
どうしてこんなことになったかと言えば、
それはずばり、「リストラのやり過ぎ」に尽きます。
リストラというのは、経営の立て直しの為に、一度だけ使えるジョーカーのようなもの。
なのに日本では今だにずっーとリストラを継続している。
それは、リストラに失敗したからです。経営者のミスです。
本来は倒産しているはずなのが、日銀の「異次元の金融緩和策」によって、じゃぶじゃぶのお金を流してもらったおかげで、死なずにいるだけのこと。
いわば死に損ないのゾンビ企業。
多くのサラリーマンが、そういうゾンビ企業に勤めているから給料は上がらない。
日本経済の現状は多分こういうことなのだと思う。
ここから抜け出すのは容易では無い。
そこで提案するのは、消費回復のための起爆剤を打つことだ。
「一人100万円」を支給して、同時にGOTOトラベル、GOTOイート、GOTOショッピング
などのキャンペーンも展開する。
消費が増えれば、お店や企業の売り上げが増えるから、元気になって、所得も増える。
生活困窮者への支援金支給はそのままに、それとは別に「消費拡大起爆剤」としての一時金支給を是非行うべきだ。既に我々中産階級にはおかねが無いのだからしかたなかろう。