カーペンターズはロックというよりはポップスかもしれないですね。私が中学生のころ、女の子たちが夢中になって聴いていて、英語の歌詞を覚えて歌っていました。英語の先生もカーペンターズの歌を推奨していました。私はハードロックに夢中だったので、横目でみながら、「あれは女の子の音楽だ」と思っていました。しかし、大人になって改めて聴いてみると、とても素晴らしいミュージックの世界であることに気づかされました。聞く人たちを楽しませてくれるミュージックというのは、どこにでもありそうですが、実はそんなに当たり前のものではない。後に拒食症で亡くなってしまうカレンの歌声はかけがえのない愛に溢れた響きを持っていました。
今聞いてもホッとするミュージックです。