「一番の韮(ニラ)」なんて、初めて知りました | 今、私が考えていること

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NHK番組「ためしてガッテン」で、ニラのことを取り上げていました。

ニラはモンゴルが原産で、モンゴルの人たちはニラをみじん切りにして、肉や野菜などの食材と絡めて調理するのだそうです。そうすると、ニラの成分が血管を拡張して体がポカポカと暖かくなるので、極寒のモンゴルでは必需品なのだそうです。

 

ところで、ニラには、一番、二番、・・・・九番まであるという。農家の人たちが青果市場にニラを持ち込んできて、「今日は一番だ」とか「うちのは四番だ」とか言っている。何のことかさっぱりわからないのだけど、ニラを美味しく食べるためにはとても重要なことだそうです。

 

ニラは1年間かけて地中に広く根を広げます。そして青い葉を伸ばすのですが、一度根元で刈り取った後、再び新しい葉が生えてきます。最初の葉を一番、次に生えてきたものを二番、と呼び、1シーズンで9回収穫するので、最後が九番のニラということになる。こんな話は初めて聞きました。

 

その番数によって味が違うのだそうです。一番のニラはみずみずしくて、とても甘い(イチゴとおなじくらい)そうです。だから、これをニラレバ炒めのような炒め物に使うのはもったいない。一番のニラはしゃぶしゃふに使ったり、おひたしにして素材の甘さを味わう物なのだそうです。

 

ちなみに、二番以降は、いわゆるニラの味が強いので、炒め物などにして料理すると美味いそうです。問題は見分け方ですが、どうやら茎の根元が直径10ミリ以上の太いものが一番のニラのようです。

 

明日、スーパーの野菜売り場に行くと、ニラの茎をチェックしている主婦がいっぱいいるのかもしれませんね。私も是非、「一番のニラ」を味わってみたいです。