先日、YouTubeでチェルノブイリ原発事故を描いたTVドラマを紹介していたので、ツタヤでDVDを借りて来てみました。タイトルはずばり「チェルノブイリ」。2019年の作品です。大変重たい雰囲気で、恐ろしい映像の連続です。1986年4月26日に起こって以来、既に35年が経過しようとしていますが、未だに何が原因で、どんな事故なのか、詳細については何も知りませんでした。しかし、この映画を見れば良くわかります。
おそらく多くの人たちは、原子力、放射能、原子力発電所の仕組み、等々を良く理解していないでしょう。しかし、現実に日本でも数多くの原発が存在し、その一つ、福島第一原発は東日本大震災の時に大きな事故を起こしています。最近、汚染水を海に流すか否かというニュースが流れていますが、正直言って科学的な判断根拠はわかりません。
チェルノブイリ原発事故では、原子炉そのものが大爆発しています。これは通常では考えられないことなのだそうです。ではなぜそんなことが起きたのでしょうか?
そこがこの映画の最大のテーマです。単なる操作ミスということではなかった。
よかったら皆さんも一度ご覧になってください。
この映画の中で主人公が切々と語るシーンで出てくる言葉に私は強い共感を覚えました。
その言葉を最後に紹介させてください。
「真実を嘘で隠そうとしても、真実は絶対に消えない。嘘をつけば真実へのツケが貯まっていき、そのツケはいつか必ず払わされるのだ。」