ハロプロ楽曲大賞2011 - ハロプロ楽曲部門 | わすなつ日記

わすなつ日記

~The summer we don't want to forget~

ハロプロ楽曲大賞の本編、ハロプロ楽曲部門です。
MV&推しメン部門はこちら

ではとりあえず20位から。

20位 「きっかけはYOU!/吉川友」
19位 「ショートカット/スマイレージ」
18位 「桃色スパークリング/℃-ute」
17位 「パン屋さんのアルバイト/スマイレージ」
16位 「さよなら涙/吉川友」
15位 「LOVE YOU FOREVER/吉川友」
14位 「世界一HAPPYな女の子/℃-ute」
13位 「My alright sky/Buono!」
12位 「好きだな君が/モーニング娘。」
11位 「彼と一緒にお店がしたい!/モーニング娘。」


続いて第10位。
「冬空花火/吉川友」



デビュー曲「きっかけはYOU!」のカップリングです。
11位~20位の間できっかの曲は3曲ランクインしてて、これで4曲目です。
今まできっかは8曲発表してるんですけどそれだけ多く曲があったら「この曲はイマイチかな・・・」
っていう曲が普通1~2曲はあるものなんですけど、きっかの場合は無いんです。

どれも名曲ばかりで、今一番曲に恵まれてるのはきっかだと思っています。
さすがのユニバーサルクオリティ。

で、冬空花火なんですけど
僕はきっかけはYOUやハピラピみたいな明るい曲よりも
こういう切ない大人っぽい曲の方が合ってると思うんです。
本人のキャラクターとはかけ離れてるんですけど
聞いてて何の違和感も無く馴染むんです。

あときっかの歌声の魅力っていうのは、高音を出すときのファルセット。
冬空花火の最後の「鈴の音色だけは今日も綺麗」の所とか綺麗な声が出ています。




第9位。

「Ice Mermaid/Buono!」



夏ダカラ!のカップリングです。
エスニックな空気からのスカアレンジ。
今までのBuonoには無かった仕上がりになっています。

Mermaidというのは人魚姫をモチーフにしてるんでしょう。
あなたの熱で消えてしまうけれど
それでも思い出とこの夏を忘れないでと願う。
悲恋の中に微かな願いを込めずにはいられない。
詞もどこか幻想的で、こういう世界観は大好きです。

「打ち寄せる波間に残る白さに 情熱と快楽と寂しさが溢れている」
なんていう刺激的な歌詞もあるんですが
こういう詞を違和感なく歌えるようになったってことはみんな大人になったんですね。
そんな成長も感じる事の出来る曲でした。




第8位。

「シルバーの腕時計/モーニング娘。」



「12,スマート」のアルバム曲です。
この曲を初めて聞いたのは娘の秋コンでした。
まだ音源が出回っていない状態での初披露だったんですが、なんといってもりほりほです。
こんなに大人っぽい歌い方が出来るようになったのかと驚かされました。

ただ、CDを聞くとまだ子供っぽさが残ってる歌声なんです。
レコーディングからライブで披露するまでの間に何があったのか。
短期間で上達したのか、それともステージの上で本領を発揮するタイプなのか。
見ていて面白い子です。

そしてラップ担当のガキさん。
普通はアイドルがラップをすると違和感というか無理してる感じがでるんですけど
それがまったくないんです。ひたすらかっこいい。
ガキさんはもうアイドル界ナンバーワンのラッパーだと思います。

こういうR&Bな感じも良いんです。
今年のハロプロの中ではきっかのLOVE YOU FOREVER。
愛理のMy alright sky。
そしてシルバーの腕時計。
この3部作を延々とリピートしてR&Bの世界に浸るのが気持ち良いです。



第7位。

「ブラボー!/モーニング娘。」



去年のアルバム「Fantasy!拾壱」の収録曲です。
この曲はあんまり聞いてなかったんですけど娘の秋コンで初めて生で聞いて好きになりました。
涙ッチ的な曲で盛り上がるのはもちろん盛り上がるんですけど、その中に少しの切なさもある。

この曲は現場で聞きたいというか現場が終わった後に聞きたい曲です。
「不思議な夜だ まるで夢のThe舞踏会」っていう歌詞があるんですけど
ここが現場が終わった後の気持ちと重なるんです。

まだ喧騒の残る現場を後にして駅へ向かいながら
ipodに入っているブラボー!を流すんです。
聞きながらしみじみと「今日の現場も良かったなぁ・・・」と1人で噛みしめるのです。
夢のような夜の余韻に浸るには最適な曲です。




第6位。

「JUICY HE@RT/Buono!」



雑草のうたのカップリング曲です。
これもライブで化けた曲かな。
なんといってもCDとライブではパート割が違うんですから。
CDでオールユニゾンなのにライブでは3人のソロがあるんです。
これで曲の表情がガラリと変わりました。
断然ライブの方がかっこいいです。

特に落ちサビの愛理。
「君だけに見せたいよ」のところがかっこよすぎる。

振り付けも好きなんですけど
「会いたい気持ちが疾走」のところで
メンバーの真似して指を振ってるとたまらなく楽しくなれます。




第5位。

「愛しく苦しいこの夜に/モーニング娘。」



アルバム「Fantasy!拾壱」の収録曲。
まぁこれはね・・・
なんといっても亀井絵里ですよ。
この曲は亀井絵里の曲です。

他のメンバーには申し訳ないですが
僕の耳には亀井ちゃんの歌声しか聞こえてきません。
段々と彼へと近づいていく繊細な女心を表現出来るのは亀井ちゃんだからこそ。
亀井ちゃんの歌声の良さに、ただただ浸れる曲です。

心残りなのは一度もコンサートで披露された事が無いということ。
亀井ちゃんがメインなんだから亀井ちゃんがいる間に歌っておかなければ
歌えなくなってしまうのは当然の事じゃないですか。
なぜ卒コンのセットリストに入れなかったんだろうと疑問が残っています。
まぁコンサでやらない・・・逆にやらないからこその良さっていうのもあるんでしょうけど。

でも1回くらいはコンサートで歌っても良いんじゃないでしょうか。
曲を歌い継ぐという意味で9期と10期に渡して。
歌詞がかなり大人向けなのでまだ年少組には無理でしょうから
フクちゃん、えりぽん、はるなん、ダーイシあたりでユニットを組んでですね。
メインボーカルは亀井ちゃんをリスペクトしてやまないフクちゃんが担当します。
フクちゃんが20歳になるまで、あと5年ほど寝かせてから
コンサートで披露したらそりゃもう感動すること間違いなしです。



第4位。

「まじですかスカ!/モーニング娘。」



今年の4月に発売された曲です。
9期のデビュー曲なんですが、わずか8ヶ月前の事です。
今思うとそんなに最近の事だったのかと驚かされます。
今年のモーニング娘がいかに激動の年だったかということですね。

この曲はもうイントロから好きなんですけど
ためて、ためて・・・ドカーン!っていう感じでw
そこから一気に突っ走っていく激しさと明るさ。
9期が新しい風を吹き込んでくれました。


そしてこの曲にはもう1つの側面があります。
2011年の春というと、日本が悲しみに包まれた頃。
本当は3月に発売される予定だったのが4月に延期になりました。

「日本の元気はどうなりますか」
というフレーズが特別なものとして感じられるようになりました。
もちろん復興を支援しようとかいう意図を交えて書かれた詞ではないんですけど

「日本の元気はどうなりますか」
「愛する人は誰ですか」
「今年の夏も暑そうですか」

何気ない1つ1つの言葉が胸に響いてきました。



第3位。

「自転車チリリン/スマイレージ」



有頂天LOVEのカップリング曲です。

聞いてると色んな想いがこみあげてくる曲なんですけど
4人でのスマイレージの最後のイベントになった東別院ホールで初めてこの曲を聞きました。
最初で最後の自転車チリリンでした。

曲は全体的に寂しさがあるんですが
その中にどこかスキちゃんのような雰囲気もあり、インディーズの頃を思い出すんです。
スマイレージには自転車がよく似合います。

アレンジは藤澤慶昌さん。
ハロプロの曲は色々と担当されている方なんですが
その中で特に雰囲気が似ていると思うのが℃-uteの「Big dreams」
どちらも聞いていて温かい気持ちになれます。




第2位。

「My Days for You/真野恵里菜」



中島卓偉さんは曲を提供するにあたって3週間ほど真野ちゃんの曲を聞きこんだそうです。
そして真野ちゃんが何パターンかある歌詞の中から一番想いを込められる歌詞を選んで
「My Days for You」は完成しました。

真野ちゃんは恵まれてると思います。
他のグループじゃなかなかここまで1曲に集中するということができませんから。
つんくさんを否定するわけではないですが
もっと1曲1曲に時間をかけて作ってほしいんです。
1人で大量生産するという形ではどうしても無理が出てきますから。


そうして出来上がった真野ちゃんの曲は歌詞も素晴らしい。

「いつも見ててくれてありがとう
 支えていてくれてありがとう」

真野ちゃんからマノフレへのメッセージです。
真野ちゃんにとっても特別な曲なんでしょうね。
僕は真野ちゃんのソロコンの千秋楽を見に行ったんですが
My Days for Youを歌いながら見せた涙が強く印象に残りました。

またその泣いてる真野ちゃんの美しいこと・・・
このあたりの時期は本当にヤバかったです。
もう真野ちゃんしか見えないんです。
毎日真野ちゃんについてキモいことばかりをこのブログに書いていたように思いますw
それほど夢中にさせられる曲でした。



さて、長々と書いてきましたがいよいよ第1位・・・



「有頂天LOVE/スマイレージ」



有頂天LOVEです。
今年はもうこの曲しかありません。
初めてPVを見た時の衝撃がすごかったですから。

今までのスマイレージの曲ってなかなか歯車が噛み合わない事が多かったんです。
曲を聞いてPVを見てる中で、例えば
「なんで関西弁なの?」
「なんで髪切っちゃうの?」
「なんで豚鼻なの?」
って疑問に残るんです。

良い曲なのにその見せ方は間違ってるでしょって思ってしまうんですが
有頂天LOVEに関しては穴が一切ありませんでした。

メンバーの悪ガキっぽさとユーロビートの音楽がちょうど良い具合に融合していて
今回は「チャラかわいい」というコンセプトを選んだのですが
それが見事にスマイレージにはまっていました。

歌詞、メロディ、ダンス、衣装、PV。
全てが完璧な、極上のアイドルポップスです。
スマイレージは有頂天LOVEで頂天に達しました。

そして、頂天で1つの時代を終えました。


こうして有頂天LOVEを1位に選んだのは
この曲が一番よく出来ていると思ったし
自分が一番好きな曲だったからです。

決して4人時代の方が良かったとかいう思いを込めたわけではありません。
そういう類の主張は楽曲大賞の中に持ち込むべきではありませんから。

ただ、どこかしら後ろ向きな選考になってしまった事に対する心残りがあります。
例えばここでタチアガールとかを選んだ方が前向きな形になると思うんです。
1位はタチアガール!
新メンバーが入って更に来年のスマイレージに期待できますね!
と書けば綺麗にこの記事を締める事ができます。

しかし有頂天LOVEを選んでしまいました。
もうオリメンの4人で再現する事が不可能な曲を。

色んな想いが交錯して僕自身あまり冷静な判断が出来ていない部分があるんですが
とにかく有頂天LOVEは最高の曲でした。
それは決して揺るぎません。





まとめ↓

1位:(3.5pt)「有頂天LOVE/スマイレージ」
2位:(2.5pt)「My Days for You/真野恵里菜」
3位:(2.0pt)「自転車チリリン/スマイレージ」
4位:(1.0pt)「まじですかスカ!/モーニング娘。」
5位:(1.0pt)「愛しく苦しいこの夜に/モーニング娘。」
6位:「JUICY HE@RT/Buono!」
7位:「ブラボー!/モーニング娘。」
8位:「シルバーの腕時計/モーニング娘。」
9位:「Ice Mermaid/Buono!」
10位:「冬空花火/吉川友」
11位:「彼と一緒にお店がしたい!/モーニング娘。」
12位:「好きだな君が/モーニング娘。」
13位:「My alright sky/Buono!」
14位:「世界一HAPPYな女の子/℃-ute」
15位:「LOVE YOU FOREVER/吉川友」
16位:「さよなら涙/吉川友」
17位:「パン屋さんのアルバイト/スマイレージ」
18位:「桃色スパークリング/℃-ute」
19位:「ショートカット/スマイレージ」
20位:「きっかけはYOU!/吉川友」