こんにちは!


ご訪問ありがとうございますニコニコ



最近、家族が突然「御膳」を読めなくなるというゲシュタルト崩壊を起こしたり、学生時代の「御膳」が読めなかった先輩に、密かに蛙化現象を起こしたことを思い出したり…。

 

 

▼"御膳"についてはこちらです

 

 

 

なにかと漢字にまつわる出来事が続いています。



そんな話を書いたばかりですが、実は10年以上前…市電の中で「読めない漢字」をめぐる微笑ましい場面に遭遇したことがあります気づき




今回の主役は私ではなく、とても仲の良い老夫婦です。そして読めなかった漢字は、「御膳」ではなく「鱧」



もう10年以上前のことになりますが…市電に乗っていた時に、車内に貼られていた、あるホテルの広告が目に入りました。

 

 

ホテル内の和食レストランで開催される「鱧会席」フェアの案内だったと思います。

 

 


私は吊り革につかまり、その前の席には仲の良さそうな老夫婦が座っていました。お二人も同じ広告を見ていたようで…



「〇〇ホテルだねぇ。最近行ってないね」

「今度行ってみようか」

 

 

そんな会話を楽しんでいました。すると、おじいさんが広告を指さしながら…


「あれ、何て読むんだ?」

 

 

と、おばあさんに尋ねました。上品で優しそうなおばあさんは…

 


「ふふふ、おじいさん…。私も分かりません」

と笑います。



「魚だよねぇ。何だろうな」
「そうですねぇ、何でしょうねぇ」
「お前も知らないのか?」
「ふふふ、知りませんよ〜」


そんなやり取りが続きます。私はその時、


ハモだと思いますよ!おいで


と声をかけそうになりましたが…ぐっと飲み込みました。

 

 

 


もし乗り換え先が分からないとか、降りる電停を探しているとか…本当に困っていることなら話は別です。けれど、そのお二人は答えが分からなくて困っているわけではありませんでした。

 

答えを探しているというより、その時間、その会話そのものを楽しんでいるように見えたのです。


まるでクイズを出し合うように、お互いの顔を見ながら…。ふふふ、と笑いながら…。


その周りだけ、なんだか温かくて柔らかい空気が流れているように感じましたおやすみ

 





歳を重ねると、良い意味でも悪い意味でも、相手が空気のような存在になることがあります。特に公共の場所では、必要なこと以外、話す機会は意外と少ないのかもしれません。


今ならなおさら…スマホを開けば、動画もゲームもSNSもありますからね指差し


でも、その老夫婦を見ていると、「答えのない会話を楽しむ」という、とても豊かな時間があることを、思い出させてもらった気がしましたキラキラ


今までも、ずっとそうやって過ごしてきて…そしてこれからも、同じように過ごしていくんだろうな…そんな人生の積み重ねまで感じ取れたことを覚えています。


老夫婦は私より先に降りていきました。ほんの数分の出来事でしたが、不思議と今でも忘れられません。

 





そして、梅雨特有の湿気を含んだ、少し重たい空気を感じるたび…「あぁ、そんな季節なんだな」と思うのと同時に、あの市電の老夫婦を思い出します。


今は引っ越して、移動はほとんど車です。我が家の九州男児と一緒に、公共交通機関を利用する機会もめっきり減りました。


以前、旅行先の特急列車で会話を楽しもうとしたこともありましたが……会話よりゲームや動画の方が魅力的だったようです知らんぷり

 

 

 


イヤホンをしていると、どうしてもそうなりますよね。……と言いながら、自分もその時ハマっているドラマがあれば、話しかけるなオーラを出し「乗り換えまでにあと2話は観られるかも音譜」なんて考えてしまいます。


便利になって、楽しいこともたくさん増えました。でも時々は、何かを調べるわけでもなく、答えを急ぐわけでもなく…


「これ何だろうね」と話して笑うだけの時間も素敵だなと思います気づき



そんな何気ない会話を楽しめる夫婦に、少し憧れる今日この頃ですニコニコ

 

 

 

 

 

来て下さってありがとうございます。

 

 

 

やさしい歩幅でいきましょうぶーぶー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もネットを徘徊中指差し

 

どれも素敵すぎて中々決まりません…。みなさまは何をお使いですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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