何よりも自分の頭で、何も調べず、何も考えず斎藤知事に投票した80万人の有権者が一番悪い。そう言う意味では兵庫県庁はいい迷惑だとは思うが、県庁の側にも大きな問題がある。第一に問題なのは、斎藤知事が播磨町の県立考古博物館に出張した際、出入口の20メートルほど手前で公用車から降ろされ歩かされて、叱責された幹部職員である。車止めを見て『なぜどけておかない』と言われた際に、「アホか、ここは車両進入禁止なんじゃ。知事が法令批判するんか?」と怒りを爆発させて、斎藤氏の非常に強い調子の叱責を跳ね返していれば、この問題はこんな大事には至らなかった。それを、のこのこと百条委員会の一番目に登場し、知事の強い叱責は理不尽と感じていますなど、こんなつまらないことまでパワハラを主張すること事体恥ずかしいとは思わないのか。進入禁止エリアの事情を知らない斎藤氏にとって、「動線を確保できてなかった」という主張はVIP警護上において主張は道理的である。