ジャニー喜多川や松本人志問題においては、登場人物がすべて「嘘」をついているといる。それはまるで「ソロモンの偽証」である。そして、それは政治の世界でも、誰一人真実を述べる人間はおらず、「偽証」のオンパレードである。そして、テレビなどマスコミメディアにおいては、コメンテーターたちの「偽証」によるバラエティー法廷劇が始まる。もちろん、「若い」「女の子」が悪いということではなく、「アイドル」や「お笑い芸人」は一般社会の位相が異なり、ここは明確に「区別」ではなく「差別」しなければならない。つまり、山崎怜奈は「藤野涼子」にはなれない。山崎怜奈や松本人志、ジャニーズタレントは、「学芸会」という世界に生きており、少しばかり勉強したからといって「プロ」の世界を評論するなどありえない。「プロ」の世界とは、リアルな貧困や戦争の存在する世界であり、良くも悪くも「学芸会」とは次元が全く異なる。そもそもテレビコメンテーター自体に存在価値があるとは思えないが、その中でもいの一番に淘汰すべきは、この山崎怜奈のような「学芸会」の世界に生きている人間である。