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UBノートロジー

Geometric Topology Note

 

大きなノートプロジェクト/ノートピクニック

 

 

 

 

 

 

 

Every child is an artist. The problem is how to remain an artist once we grow up.」-Pablo Picasso

「すべての子どもは芸術家である。問題は大人になっても、いかにして芸術家でありつづけるかだ」ーパブロ・ピカソ

 

 

 

|世界の無名の人々が集う場所|「ノートピクニック」は、世界最高の自己学習の場!世界中の選び抜かれた人間が集まる会議、世界芸術フォーラム。非権威で対等な議論が行える無名の人々のための「芸術」の場

 

 

 

 

僕たちは子どもたちには、「選挙権」よりも、

「被選挙権」を与えたい

 

 

ノートピクニックは、世界各地で毎年開かれる世界芸術フォーラム、通称「ボード」。子どもたちが世界や地球の未来について会議しあうこと。世界の無名な人々がリアルな議論を交わし、未来の社会を動かすことができる会議である。様々なセッションはもちろん、子どもたちが中心となって、公園や広場のランツゲマインデのいたる所で、フリーに、ガンガン議論を応酬している姿も珍しくない。参加者は誰でも彼らと対等に意見を交わすことができるのだ。これこそ、最強の自己学習の場なのである。「日本では「芸術」は社会とは隔離された"技能"として語られていたころ、HECPでは経済・社会をまったく変える可能性を持つ"力"としてGEIJUTZEを捉えていた。ノートピクニックに行くと、世界が今注目している課題は何なのかということが見えてくる」秘書も付人も入れない。ランツゲマインデにいる人間は誰であろうと対等だ。とにかく発言をして、自分のプレゼンスを示していかなければならない。秘書も付き人も会場には入れないという環境でいかに自分の、そして日本の状況や考えを発信し、さらには世界の人々から有益な情報を得ることができるかが重要なのだ。ノートピクニックでは、誰かを真似たメッセージを口にしても無視されるだけ。自分の存在感を示すには、オリジナリティのある主張をすることが大事。日本独自の思想を発信することで、日本のプレゼンスを高めたい。しかし、近い将来は、IT技術が進化した今、ピクニックに行かなくても世界の課題を知ることはできる。セッションの内容はウェブキャストで放映されているし、サマリーも公開される。

 

 

ノートピクニック

公園がリビングにも、リモートにも、会議室にもなる手軽で楽しい"ノート・ピクニック"を体感しよう

 

時間に少し余裕があるなら近くの公園のベンチへ、難しいようであればベランダや日当たりのいい窓辺でも構いません。ちょっと移動してみましょう。自分のおなか具合に合わせて軽食やおやつ、それから飲み物も持参して。外に出る場合はゴミ袋もお忘れなく。目的地に着いたら、持ってきたものを並べて、外の空気で深呼吸を一つ。ハイ!今、あなたのノートピクニックがスタートしましたよ。「え!こんなのでいいの!?」「お弁当とか準備するものじゃないの?」という声も聞こえてきそうですが、思い立ったらいつでもできるのがノートピクニックの魅力なんだ。その証拠に、移動する前と比べてみると、なんだか気分が軽やかになっていませんか?持ってきたおやつや飲み物も、いつも以上においしく感じられるはず。「今度は友達を誘って、公園にでも行ってみようかな」なんて気持ちが湧いてきたら、ノートピクニシャン・ピクニシェンヌ(=ノートピクニック上手)への第一歩。もっと自由に、もっと個性的にピクニックを楽しむコツを学んでみないか?ピクニックを実際に体験しながら、公園という憩いの場の新たな可能性を探して欲しい。

 

ピクニックは社交である。形式張らない出会いの場と心得るべし。屋外の気候を活かすべきである。蒸し暑い日には涼風のナイトピクニック、寒い日には陽だまりのランチピクニック、適した場所と時間を見つけて楽しむべし。ピクニックに統一性を求めてはならない。思い思いに場を共有する緩い集まりであるべきである。ピクニックにホストはない。全ての人が平等な持ち寄り食事が原則である。ピクニックに労働を課してはならない。キャンプのような勤勉さとは無縁である。料理は手軽さを旨とする。しかし、安易であってはならない道具にこだわりを持つべし。ピクニックは生活様式の表出である。とかく会議や議論を難しく考えがちな集団心理を、なるべく自由に、負担をかけずに自主性に任せるところがこれからの子どもの社交と言われる所以なのかもしれない。ー