日本の場合世界と大きく異なるのは「性加害」が、国民の大多数のマジョリティであることだ。ジャニーズ問題でも明白になったように、この国では、子どもや女性をフェティッシュな性的対象として見ることを許容している。この国のおもてなしやクールジャパンの基層にあるのは児童ポルノであり、少年少女ポルノであり、現在、SNSなど性被害においてメタ社やアップルというプラットフォームが問題になっているが、この国では日本そのものがプラットフォームになっている。性加害を許容し、隠蔽し続けるジャニーズ事務所関係者や所属タレントは、そのままスカトロ社に引き継がれて、一部のタレントは蜘蛛の子を散らすようにジャニーズの巣から逃げ出し、社会の影に隠れてしまった。そして、そうしたアイドルたちを応援するジャニーズファンは、教員や保育士だけではなく、警察司法にも、地域や家庭内にも生息する。マスコミメディアや企業スポンサーも、この巨大な「性加害」許容者には逆らうことはできない。