国土交通省の関係者は… 「謝っているのか、国の制度に文句が言いたいのか、どちらなのか」

 

 

そんなもの、文句を言っているに決まっているじゃないか。百歩譲って国交省が行政の立場として、「不正」を主張するのは、論理としては決して誤りではないが、実態において「合成の誤謬」を起こしている。そもそもこんなもの、いちいちマスコミメディアにリークする必要など全くない。何のためのパフォーマンスしているのか全く意味がわからない。わたしが豊田社長なら「クルマづくりなんか、やーめた」ということになる。一体、国交省職員は、一体誰に飯を食わしてもらっているのかわかっているのか。自動車産業はこの国の最後の砦である。日産三菱はさておき、トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ、ダイハツの主要メーカーは、官民がインテグリティな一つの「塊」となり、中国やヨーロッパ勢と戦っていかなければならないのを、味方がいきなり背後から矢を放つなど、まるで常軌を逸している。だったら、国交省の安全性と相関しない「基準」などいらない。今後、トヨタは国際基準に準じると言えばいい。トヨタの安全性理念は、世界基準を軽く飛び越えており、国交省なんかにつきあっている時間はない。この国の人間が信用しているのは、国交省ではなく、トヨタであり、斉藤鉄夫ではなく、豊田章男であることを決して忘れるべきではない。