つばさの党逮捕により、こうした迷惑系ユーチューバーによるテロ行為と国家権力による思想弾圧どちらを選ぶか、有罪になっても無罪になっても、この国の民主主義にとっては、暗雲であることには変わりがない。そもそも、「寛容」と「不寛容」は自己が判断するしかない。最も根本的なところを司法などに他人任せにするような国や国民には、民主主義そのものが難しい。日頃は偉そうにテレビで社会的コメントを展開する、お笑い芸能人コメンテーターは、報復の街宣を恐れて完全にダンマリを決め込んでいる。そういう意味では、お笑い弁護士系の橋下氏の「有罪に持っていってほしい」は勇敢な発言だと思う。