「負けているから動かなきゃいけないというのは俺はどうかと思う」と反論した。続けて「逆に状態を見ながら、いい選手はどんどん使っていけばいいと思う。やるのは選手でしょ。

結局動いているんじゃないのか。最後は結局やるのは選手って、落合の天邪鬼なコメントはほんと疲れる。中畑の大人の対応には頭が下がる。もちろん、日本球界における選手時代の三度の三冠王や監督としての実績は認めるが、大谷に対する批評や現代野球の監督マネージメントは落合には無理、次元が違うし、時代が違う。落合をリアルタイムで見ている人間なら誰もがそう思うはずである。人の言う事の逆張りをグジグジつぶやくだけで、そんな漫才していたら横山やすしなら怒鳴りつけているはずだ。サンデーモーニングも、張本を引っ込めて落合をゲストに呼ぶというのが、一体何を基準にしているのかよくわからない。張本は落合以上に差別や偏見、次元の差、時代の差はあるが、何よりもスポーツを勉強し、楽しく伝えようという気持ちが溢れていた。