赤江アナは、気さくであけっぴろげ、そのオープンなキャラクターはバラエティーの現場でも評価は高かったが、やはり私は赤江アナには、報道キャスターの路線を歩んでほしかった。大阪ABCからのファンからすれば、赤江アナや山本モナアナは全国ネットでも一線で通用する期待の星だったのだが、つまらない男たちに足を引っ張られてしまったのは本当に残念。山本モナはさておき、赤江アナに関しては、生番組でキャスターを目指す人間に対して、あろうことか生番組で「たまちゃん、たまちゃん」と呼び続け、ダブルキャスターから赤江アナを追い出し、単独で自身の冠での番組を奪い取った、羽鳥慎一の狡猾なセクハラパワハラだけは本当に許しがたい。さらに問題なのは、情報番組でありながら、そのことに誰も指摘しない。その当時「そもそも総研」でコーナー出演していた玉川氏も何も触れない。そういうことを言うと、愛称は親愛の証、その当時では許されていたなどと言う反論が起こるが、ほんの数年前のことであり、赤江アナの了承は、松本人志事件のA子さん、B子さんと同じ心象であり、忸怩たる思いだったことは想像に難くない。赤江アナにはゆっくり充電して、いずれポスト大越としてでも、現場取材を重ねてバラエティーから報道への道を切り開いた長野アナのようなルートをたどってほしいものである。報道からバラエティーに転落した、有働アナのようには決してならないでほしい。