神戸教諭いじめで「性行為」強要か “女帝”40代教諭はあきれた謝罪、批判相次ぐ

 

この国の「いじめ」は連合赤軍派永田洋子の「リンチ型」とお笑い芸人松本人志による「イジリ型」に大別される。この神戸東須磨小の「いじめ」は、その陰湿で凄惨な暴行傷害行為は、一見「リンチ型」のよう見えるが、これは典型的な「イジリ型」の「いじめ」である。

 

 

この教師たちにとって、これらの行為は、「リンチ」でも「暴行」でも、「いじめ」でもない。「悪戯」、「悪ふざけ」、「悪ノリ」にすぎず、それらに通底するのは、「いじり」という「象徴」の概念なのである。

 

 

「自分の行動が間違っていることに気付かず、本当につらいです」40代女性教諭らによる他人事のような謝罪発言はそのことを如実に表している。

 

彼女がモデルとしたのは、決して永田洋子ではなく、松本人志であることは間違いない。この女性教諭は、決して特別な極悪人ではなくどこにでも存在する凡庸な人間なのである。それが、いじめ問題の深刻な現状を物語っている。