2019年03月25日に書いた記事です。

ぜひあなたにも読んでほしい。

 

 

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文章プロデューサー大竹ひろこです。

文章ひとつで人生上向き!

 

 

「私、自分に自信がないんです」

 

 

こういう言葉をよく聞きます。

文章学校や文章塾、マンツーマンコンサル、文章講座、妄想お茶会。

私が主催する場でも、よく耳にする言葉です。

 

 

 

「で、」

 

 

 

という話になるんですけどね。

 

 

自分に自信がないから、

だから何に困るのでしょう?

 

 

私にはそこがわからない。

 

 

「自分に自信がない」

このセリフを吐く人にこんな質問をしてみるのです。

 

 

「あなたはどうなりたいですか?」

「目下の目標は?」

「将来的なゴールは?」

 

 

上記3つのどれでもいいのですけど、

要するに「なりたい自分はどんなん?」

ということを質問します。

 

 

するとですね。

 

 

本当におもしろいのですよ。

 

 

「自分に自信がない」という人は、

すぐに答えることができないのです。

 

 

もごもご何か言ってるわけです。

 

 

こういうことだと私は思います。

 

 

何かって?

 

 

「ゴールがないから今何をすればいいかがわからない」

ということです。

 

 

 

例えば。

ちょっと想像してみてください。

 

 

あなたはハシゴを手にしています。

 

 

それはどんなハシゴですか?

大きいの?長いの?短いの?

 

 

そもそもそのハシゴ、

何のために持っていますか?

 

 

ハシゴをかけるべき場所はどこですか?

 

 

どの屋根?

どんな高さ?

 

 

わからない。

 

 

だけど手にはハシゴを持っていて、

だけどその大きさはわからなくて、

ハシゴを持っているからどこかにかけたいのに、

どこにかけたいのかもわからない。

 

 

私は手にしたハシゴを持って、

どこかしらにかけてみようとしてみるけれど、

手にしたハシゴはふにゃふにゃだし、

かける先は見つからないし、

だから私はそのふにゃふにゃしたものを持ったまま、

「どこにどうしていいかわからない」

 

 

すごく不安で、

すごく不安定で、

すごくすごくこわくて。

 

 

「自分に自信がない」という人は、

きっとこんな状態なのではないかなと私は考えるのです。

 

 

そりゃあ自信なんてないでしょうね!

ゴールのない道を行くのですから。

 

 

 

 

「自分に自信がない」

だから何か始めないと。

 

 

「自分に自信がない」

だから自分を変えないと。

 

 

「自分に自信がない」

だから学びに行かないと。

 

 

そしてどこかへ行って、

何かしらを学んでくる。

 

 

だけどやはり自信はないままで、

また違うところへ学びに行く。

 

 

ねえねえ、

ちょっと待って。

 

 

学ぶ前にさ、

あなたは一体どうしたいの?

何がしたいの?

 

 

その「したいこと」のために、

その学びは必要なの?

 

 

そもそも「したいこと」を、

大きく大きく考えすぎてない?

 

 

目下、したいことは何なの?

 

 

ケーキが食べたい?

食べたらいいじゃないの。

 

 

トイレに行きたい?

行けばいいじゃないの。

 

 

あの人に会いたい。

会いに行ったらいいじゃないの。

 

 

ねえねえ、

もう一度よく考えてみて。

 

 

あなたは本当に、

自分がしたいことができていないの?

 

 

もしかしたら、

小さな小さなことならば、

たくさんたくさんできているんじゃないのかな?

 

 

なのにあなたときたら、

大きなことばかり考えて、

本当はそんなこと望んでもいないのに、

「だってみんなはすごいし」とか何とか言って、

したくもない「すごいこと」を目指しちゃってるんじゃないの?

 

 

だけどさ、

それってさ。

 

 

なんか疲れない?

 

 

自分に自信がないって言い続けているけど、

自信を持てたらその先に何が待っているの?

 

 

考えたことある?

 

 

自信を持てたその先にあるもの。

それすら考えたことがなかったりしない?

 

 

だけどさ、やっぱり、

自信を持てたその先より何より、

自分がしたいことをしたりとかさ、

なりたい自分になる方が楽しいんじゃないのかな?

 

 

それは決してすごいことなんかじゃなくて、

大きなことなんかでもなくて、

誰かと比較することでもなくて。

 

 

それはすごくすごく小さくて、

自分だけがわかることで、

誰かにわかってもらえなくたっていいことで。

 

 

そう考えたらさ、

今の「自分に自信がない」状態も、

案外いいんじゃないのかな?

 

 

自信なんかなくたって、

そのままでいいんじゃないのかな?

 

 

だって自信がないままでも、

あなたはケーキを食べられるし、

トイレにだって行けるし、

会いたい人にも会えているんでしょう?

 

 

それって、

それってさ。

 

 

「小さな幸せ」って言うんじゃないのかな?

 

 

私はそう思うよ。

 

 

だからさ、

いいじゃない。

 

 

自信なんかなくてもさ。

 

 

もしあなたが自信満々になったら……。

 

 

私みたいに、

「ほらほら早く私のとこに来なよ!」

「悩んでいるなら私のとこに!さあ!」

なんてさ。

 

 

すっごい強気な感じになっちゃうよ?

 

 

私は好きでそれをやってるけどね(*´艸`*)

 

 

あなたはどうかしら?

 

 

「自分に自信がない」状態がつらいのか、

「目標がよくわからない」状態がつらいのか、

それとも何か全く別のことがつらいのか。

 

 

まずはその原因に、

思いを馳せるのもいいんじゃない?

 

 

「自分に自信がない」なんてのは、

もしかしたら単なるごまかしかもしれないよ。

 

 

現実問題から目をそらせるための、

詭弁なのかもしれないよ?

 

 

 

 

 

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