文章プロデューサー大竹ひろこです。
文章ひとつで人生上向き!
2018年9月14日。この日私は初めて、日本以外の国に足を踏み入れました。そこはアメリカ、ニューヨーク。10日間「アメリカで暮らす」を目的に旅立ちました。
その10日間のちょうど真ん中の日程で、この方がこんなイベントをする、ということをFacebookで知りました。「おお、ちょうどニューヨークにいるじゃん、私」そう思い、気付けばその投稿にこんなコメントをしていました。
ということで、参加してきましたよ(*´艸`*)
「NYで新しい扉を開く」2日間ツアー
どんなツアーなのかは主催者である大森千寿さんのブログ↓をご覧ください。
千寿ちゃんにはアダムというご主人がいます。アダムはアーティストです。素晴らしい作品を作る方ですよ。(アダムの詳細はこちらをクリックしてね!)
今回のツアーは、千寿ちゃん・アダム夫妻がニューヨークの各地を案内してくれ、さらにエネルギーの高い場所でワークを行うというものでした。実は私、勢いで「参加します!!」とコメントしたものの、内容をさほど把握していなかったんですよ。でもまあ、あっちに行けば楽しいことが待っているだろうとは思っていました。いやあ、本当にそうなりましたよ。
そのツアーではさまざまな経験をしましたが、今回お伝えしたいのは「アート」というものについて。日本では「アート」を意識することなどほとんどなかった私が、ニューヨークでたくさんの「アート」に触れた。そのことについて書きます。
ニューヨーク、マンハッタンでは、毎週木曜日の夜、さまざまなギャラリーでアートのオープニングパーティが行われるのです。千寿ちゃんとアダムの案内で、私たちは4ヶ所のギャラリーをハシゴしました。
最初はこちら。
何十年前かのニューヨークを撮影した写真展のようです。ご覧の通り、年配の方が多くいましたね。よーく見ると結構きわどい写真が……。まあいっかw
素敵です。
こちらはとあるビルの6階、奥の方にある会場にあった作品。
こういう作品、私はすごく好きです。
緑の色がいいですね。
ああ、もう、このピンク!
こんな色を出せるなんてすごい。
フランク・ステラという人の作品だそうです。この会場は10畳とか12畳くらいしかなさそうな狭い会場でしたが、人がひしめき合っていました。大変人気のある画家だそうです。作品は、一つ200万円くらいからとか。
そして、次の会場に移動。
なんてきれいな色でしょう。
ああ、もう、たまらんですね。色がね。
きれいなピンク。
淡い、やさしいピンク。
↑こちら、東京は大田区役所の前にあるオブジェに似ていると思いましたが、作者は違うようです。大田区役所前のオブジェも好きですが、これもなんか好きです。
↑これなんかもう意味がわからないのですが、陽気な感じがして、見ていて楽しい気持ちになりましたよ。
さまざまなアート作品に触れて、私はこんなことを思いました。
「アートは、代弁者だ」と。
私の心の中にあることを、アートは代弁してくれるのです。「そうそう、この色!」「そう!こういう感じが好きなの!」言葉では言い表せない「そういう感じ」を見せてくれるのがアートなんですよね。今回のギャラリー巡りで強く感じたのがこのことでした。
だから人々はアートを求めて、いや、言い換えれば「自分の心の中にあることを見せてほしい」から、美術館に足を運び、ギャラリーで作品を買い求めるのではないか?
アートが代弁者であるならば、私たちはそれを見ることで「目に見えない自分の心の中を見る」という稀有な体験をしているのかもしれません。
アートというものの存在意義を強く感じた旅でした。