文章プロデューサー大竹ひろこです。

文章ひとつで人生上向き!

 

 

年に一度くらいのペースで友達がバレエの招待券をくれるのです。今年も招待券をいただいたので観に行ってきました。演目は新国立劇場バレエ団による『白鳥の湖』です。

 

新国立劇場『白鳥の湖』サイトはこちら

 

 

 

 

私は以前、部活動でバレーボールをやっていましたが、バレエの経験は一切ありません。ですがバレエ漫画が大好きでよく読みます。好きな作品は山岸凉子の『舞姫 テレプシコーラ』『アラベスク』の2つ。漫画で得た知識をもって実際のバレエを観ております。

 

 

この日のオデット/オディール役はプリンシパルの小野絢子さん。ところで今は主役の女性のことを「プリマ」とは言わないんですね。「プリンシパル」だなんてなんだか男っぽい感じがしてしまいます。ちなみにジークフリード王子役は、これまたプリンシパルの福岡雄大さん。女も男もプリンシパルだなんて何だかつまらない。私はプリマという表現の方が好きです。

 

 

さて、今回のバレエ鑑賞で特に気になった点が2つあります。一つは踊り手の「筋肉」、もう一つは「衣装」についてです。

 

 

筋肉。これに関してはバレエをよく鑑賞される方は「はいはい」と頷かれることでしょう。バレエは「筋肉鑑賞」と言い換えても過言ではないと私は考えます。男性は足の筋肉、女性は肩まわりと腕の筋肉が魅力的。女性のデコルテ、肩甲骨まわりの美しさは筆舌に尽くしがたい。どんな踊り手もみな姿勢が良いので、観ているこっちも思わず背筋を伸ばしてしまうんですよね。

 

 

衣装。これに関してはなんていうか、色彩が素晴らしいのです。『白鳥の湖』は白がメインですが、第1幕での萌黄色といいますか浅葱色といいますか、ちょっとくすんだ緑の衣装が何とも美しく、第3幕で花嫁候補たちが着る白だけどすごくキラキラした衣装も素敵です。各国のキャラクターダンスではアラジンっぽい濃厚な赤が綺麗。圧倒的な色彩の世界に目を奪われます。

 

 

色彩の他、女性の衣装のまろやかさといいますか、やわらかな生地のスカートが踊り手が回るたびフワッと広がるあの感じも好きです。ひねるように広がるそのふんわり感がたまらないのです。女ならば一度はあんな服を着たいと思いますよね。私には似合わないだろうなあ。だけど本当は着てみたいです。

 

 

2幕と3幕の間に食べたピスタチオのケーキは美味しかった。1幕の衣装の色とよく似た緑色で、ふわっとしたムースでした。

 

 

最後に、今回特に気になったことを書いて終わりとします。それは何か?男性の衣装です。上半身はきちっとした衣装なのに、下半身の手薄さがどうにも気になるのです。

 

 

○っこりした部分もそうですが、特に気になるのはお尻の部分。プリッと上がったお尻は見ていて気持ちがいいくらい。しかし妙に食い込んでいるのです。例えていうならば、アニメに出てくる巨乳女子の体に張り付くような服の、胸の部分がおっぱいの凹凸にぴったり沿っているあのデザインのような。お尻の凹凸に妙にぴったりフィットしていて、まあ見ている分には素敵だなと思うのですが、一体どういう作りになっているかが気になるのです。あんなに食い込んでいて踊り手は踊りにくくないのか?上半身があんなに素敵なデザインなのに、なぜ下半身はあれほどまでに手薄なのか?私にはそれがずーっと頭から離れませんでした。

 

 

男性の衣装の上半身の丈も気になります。おへその辺りまでしかないのですよ。あれは懐かしの「短ラン」の長さですよ。丈が短いので下半身がくっきりはっきり見えるのです。あれは踊りやすいからなのか、はたまた下半身の筋肉を素敵に見せるためなのか?どちらもそうなのか?それとも私が知らない理由があるのか?気になって気になって気になっております。

 

 

何度かバレエを鑑賞していますが、今回ほど人体の作り、衣装の作りに注目した回はなかったのではないでしょうか。女性も男性も肉体美が素晴らしく、それを彩る衣装のまばゆさにもうっとりしてしまいました。

 

 

姿勢を良くすることを日々意識している私にとって、バレエの踊り手はその最高峰だなと感じました。骨を立て、筋肉を使って全身で立つ。一つ一つの動作を丁寧に行う。ちょっと手を洗う時だって背を丸めず腹に力を入れる。私の理想の姿勢像として、プリンシパルの小野絢子さんの姿が目に浮かぶようになりました。

 

 

バレエ鑑賞の目的には、「肉体美」「衣装」「ストーリー」を楽しむ他、「姿勢の良さを保つため」ということもあるのだと気付きました。

 

 

なーんていっていますが、最も気になったことは男性のお尻だったんですけどね。