私には、行きつけの美容室があります。東京都江戸川区西葛西にある『PAUL』です。私が住んでいる大田区蒲田からは電車で約1時間かかるのですが、オーナーの増田さんを信頼しているので、時間をかけてでも通い続けています。
増田さんは美容師ですが、どちらかというとアーティストといいますか、アーティストなのかな?クリエイションを数多く行っています。作品もたくさんあって、たまに業界紙に載ったりしているようです。作品の中のひとつ、増田さん制作のウイッグを先日かぶらせてもらいました。
アートだわ♡
彼とはかれこれ3年ほどのお付き合いになります。私の髪には強い癖があるので、彼と出会うまでは、縮毛矯正をかけたりしていました。あれは毎月かけないとならないし髪は傷むし嫌だったので相談してみたんですよね。「クセ毛を活かした髪型にできないか?」と。そうして出来上がったのが今の髪型です。
この髪、実はわざと真っ黒に染めているのです。美容師さんならわかるようなのですが、「1番」というカラスみたいな黒のカラー剤を使っています。1番を置いている店は少ないようです。実際『PAUL』でも1番を使うのは私だけだとか。黒髪いいのにねえ。みんな黒にしたらいいのに。
以前こんな髪型にもしました。
カッコよくスタイリングしてもらったので、その晩調子に乗ってFacebookでライブ配信をしました。
ああ、あびくんがいるわ。もはや懐かしい。かわいいなあ。モフモフだ。
過去の写真を漁っていたら面白くなってきたのでちょっとここに載せてみます。
縮毛矯正をしない地毛だと自然な感じがしますね。丸っこくていいわあ♡
こちらはまだ縮毛矯正をかけていた頃。
毛先が不自然にまっすぐですね。今思うとどうして縮毛矯正をしていたのか?謎で仕方がないです。
前髪を短くすると視界が開けていいですよ。
──という話じゃなくて!
今日は増田さんにすすめられて読んだ、美容業界の専門誌?業界紙?に載っていた話題について書こうと思っていたのですよ。その雑誌の最後の方に『美容師魂に火をつけろ!』という、美容室経営指導者である安田正氏によるコラムが載っていたのです。そこにいいことが書かれていたのでお伝えしますね。
あなたのお店には一流の人しか来ません。
徹底して一流のお客様として大切に扱ってください
いやあ、その通りですよね。この人いいこといってるなあと思ってついついコラムを読んでしまいました。コラムを書いた安田氏は、日本人の「一流」に対する考え方に関してこう述べています。
日本人の一流という考え方は、例えば一流ブランドといわれるものはすべて「うちは一流です」と言っているのです。「私たちは一流のものを売っています」と言っているわけです。だから私はそういうところに行くと鼻持ちならないんだよね。ちょっと待て、一流かどうかを決めるのはお客で、自分たちで一流なんて言ってほしくない
彼がこう言ってのける根拠は下記の通りです。
先月号でグッチから招待されてローマの本店そしてフィレンツェのグッチガーデンまで120人の仲間達と行って来たことを話しました。上は70代から、下はまだ19歳ですよ。しかも子供がいる人は、子供も連れて行ったわけですが、グッチは分け隔てなく皆を大切にしてくれました。本当に一流として扱ってくれるから皆感動して帰って来ました。
なるほどなるほど。こういう体験をしたならば、上記のように言うのもわかりますよね。
私はエルメスだろうがグッチだろうがシャネルだろうが堂々と店に入っていきますが、確かにどこでもすごく良い扱いをしてくれます。(実際には買わないんだけどw)横浜のグッチではなぜか店員からチョコレートをもらったことがあります。これがものすごく美味しくてビックリ。シャネルでは靴の試着をした時、店員が動きまくって私に合うものを探してくれました。思い返せば、これが安田氏のいう「一流」なのだと思い当たるのです。
さて、私たちはどうか。個人事業主として働く私たち。お客様を一流として扱っているでしょうか?「大切にしよう」とは思っても、「一流として扱う」という観点が私には抜けていたように思います。
お店に入って来るお客様は
全て一流の人に決まっている
コラムの途中にこんな見出しがありました。この決めつけ、私はすごく気に入りました。そうだそうだ!お客様は一流なんだ。だから自分も一流になる。一流同士の触れ合いなんだ。こう考えると気合が入りますね。
業界紙、ましてや美容業界なんて見たこともありませんでしたが、知らない世界を知ることは楽しいですね。熱心に読んでいたらお店のアシスタントの子に「ファッション業界の方なんですか?」などと聞かれてしまいました。「そうじゃないんですけど、人前に出る仕事をしているので目立つようにしているんです」と私は答えました。人に知ってもらうために目立つ。目立つように明るい色の服を着る。髪をツヤツヤにしておく。丁寧に化粧をする。
髪を切りに行っただけなのに、やけに気合が入っての帰宅となりました。来てくれるお客様はみんな一流。そう思うと、今後の仕事にものすごく気合が入ります。次はどんな一流の方が来てくれるのか?それが楽しみで仕方がないのです。
業界紙(名前忘れたw)にはこんなクリエイション作品も。カッコイイなあ。こんなんしてみたいわあ♡
増田さんにこのことを伝えたら「そんなコラムがあったんですか!」なんて驚いていましたけど……。増田さんはきっとこういう作品の方を見ているのだと思います。業界紙、めっちゃ楽しい!










