渡辺篤史氏に学ぶ、誰でも使える『万能褒め語録』

こんにちは。文章コンサルタント大竹ひろこです。


毎週土曜日朝５時に始まる『渡辺篤史の建もの探訪』という番組をご存知ですか？


渡辺篤史があるお宅を訪れ、家主の案内で家中をくまなく見て回るという内容です。自慢の家を案内する家主に向かって、渡辺篤史氏がいい声で相槌を打ったり、話しかけたり。


今回は、彼が発する褒め言葉に注目しました。いろいろなバリエーションがある中、「これって誰にでも使える褒め言葉じゃない！？」という言葉を見つけましたよ＾＾


それでは、渡辺篤史氏の褒め言葉１２連発を、どうぞ！

「住み心地の良さそうな家ですよね」
※まずはここから


「これは、ガルバリウムですか？」
※渡辺さん、詳しすぎですｗ


「上は、エキスパンドメタルですか？」　
※渡辺さん、ホント詳しすぎｗ


「おじさんはね、コレ好きよ。どうですかコレ！」
※子供が作った作品を見てのセリフ。作った本人に自慢するという曲芸


「兄弟っていいね。とっても素敵。ありがとう。」
※「素敵ですね」じゃなくて「とっても素敵」というところがポイント


「クロスが、いいっすねコレ」
※何がどういいのか。具体的に褒める


「ゆっくり休めそうな部屋ですよね」
※相当ちらかっている、ということがない限り使える褒め言葉


「この、まろみと言うかね、あたたかみがありますよね」
※「まろみ」とは、なかなか面白い表現ですよね。部屋のどこを褒めてると思います？


「あ～・・・畳の香りがしますよね～」
※息を吸い込み、心底畳の香りを楽しむ仕草とともに


「ヨーロッパからの輸入品？あるんだ、こういうのが」
※例え知っていたとしても、知らないふりして小さく驚くその配慮


「味わいがありますよね。それぞれのスペースに。」
※出た！万能ホメ語録※


「いろいろ考えられて、設計されて、うまくいった、という感じがします。」
※大したことは言ってないのに、なぜか褒めるセリフとして成り立っている

　


いかがですか？


いいですよね～。数々の褒め言葉の中で「これは使える！」と思ったのは、「味わいがある」という表現。人の文章を褒める時にも使えるし、何より「その人らしさ」を褒める言葉として適切な気がするのです。


またあの渡辺篤史氏のいい声で言われると、どんな言葉も褒め度合いがグッと上がりますね。


それを文字でどう表現するか？
それを考えるのも楽しいですね＾＾



※2014年10月1日追記

「嬉しいですね～」

「ありがたい」

これも連発していますよ( ´艸｀)