もし方治案を採用しなかったら【るろうに剣心】 | イマジンテラー

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るろうに剣心で剣心の好敵手(ライバル)であった志々雄真

彼は当初十本刀全員で迎え撃つつもりだったが、腹心である佐渡島方治に反対され十本刀三強にしぼり残りを葵屋へ襲撃させることとなった。

その結果葵屋の襲撃は失敗し、志々雄真も死亡する結果となってしまった。

 

 

ところでもし志々雄が方治の案を採用しなかったらどうなっていただろうか?

つまり十本刀全員で剣心、左之助、斎藤の三名を迎え撃つのだ。

 

この場合確かに方治がいうように殆どの十本刀が失われるだろう。

だが安慈、宇水、蒼紫、宗次郎、志々雄を相手にして結果辛勝であったのだからむしろ勝てた可能性が高い。

葵屋はたしかに潰したほうが良いかもしれないが急ぐ必要はなく、まずは主戦力であるアジトに来た3名を確実に潰したほうがよいはずだ。

完全勝利を捧げると言いながら敗北してしまった方治の責任は重い。

 

ではもし十本刀全員(張は除く)で迎撃した場合、どのような戦いになっただろうか?

恐らく幹部クラスである十本刀は不二以外はそれぞれの部屋が与えられているはずだ。

そこで1対1の戦いをすると仮定する。

 

“大鎌”の鎌足

剣心、斎藤であればどちらが戦っても恐らく問題なく対処できるはずだ。

左之助が戦った場合、大鎌を素手でどこまで対処できるかがポイントだろう。

防御をおろそかにしている左之助では無傷で勝利ということはなさそうだ。

 

“飛翔”の蝙也

アジト内では飛空発破が使用できないので容易に倒せるだろう。

それどころか彼のせいでアジトを崩壊させてしまう可能性がある。

なのでアジトに入る前に戦闘を行わない限り誰と戦っても自爆する可能性が高い。

しかも部屋の中では縦横無尽に動ける飛天御剣流の前では無力に等しい。

斎藤が相手をした場合は対空迎撃である牙突・三式が有効だし、八ツ目無名異戦で見せたように爆発のタイミングで相手の上を取るような戦法する可能性が高い。

左之助の場合は残念ながら相手に届かない可能性が高い。

なので蝙也が自室を道連れに玉砕するのであれば左之助だけはやられてしまう可能性がある。

 

“丸鬼”の夷腕坊

夷腕坊は後継機である参號機を撃破してることから剣心であれば問題はないだろう。

だが防御力の高さを考えるとトドメは天翔龍閃しかないだろう。

かなり体力を消耗するはずだ。

対刺突性装甲機巧を搭載しているかは不明だが刺突で関節の動きを封じることができるので斎藤一も問題なさそうだ。

だが無傷で倒せるかどうかは疑問だ。

左之助が一番苦戦しそうではあるが衝撃吸収機巧は恐らく二重の極みの前では無効だと思うので問題なさそうである。

もしかしたら一番相性がいい相手かもしれない。

 

“破軍”(甲)の才槌・“破軍”(乙)の不二

不二がアジトに入れないのでアジトに入る前に戦う必要がある。

つまり蝙也がアジトの外で戦わない限り先鋒で戦う可能性が高い。

流石に比古の様に不二の太刀を受けることができる者は居なさそうだがそれでも剣心や斎藤であれば対処できるかもしれない。

剣心の場合は比古とは違う形で武人としての心を見抜いたかもしれない。

だが剣心の九頭龍閃一発で不二を沈められるかは不明だ。

斎藤は容赦なく牙突を放つだろう。

もしかしたらサイズ的に不二の金的に牙突を撃つくらいのエゲツなさはあるかもしれない。

相手の弱点をつくのは戦術の基本中の基本であるからだ。

 

 

左之助は不二の攻撃を捌けるか不明だ。

しかもここ迄体力差があると彼の打たれ強さは意味を成さないだろう。

 

才槌は斎藤との舌戦に負けて発狂しそうだ。

 

 

いかがだろうか?

恐らく左之助は結構な確率でやられてしまうだろう。

いや倒せなくても安慈戦までに満身創痍になりそうだ。

つまり安慈戦で負ける可能性がかなり高い。

 

剣心や斎藤も無傷とは行かないだろう。

斎藤は戦況がわるければ一旦撤退もあるかもしれないが、「敵前逃亡は士道不覚悟」なので玉砕もあり得るかもしれない。

剣心は体力的に宗次郎か志々雄くらいまでは行くと思うが流石にその辺りが限界だろう。

 

そしてこの3名を倒した後に再び戦力を蓄えて葵屋を潰せばよかったのだ。

 

結論:戦犯は方治である。