鬼岩城と大魔宮【ダイの大冒険】 | イマジンテラー

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ダイの大冒険に登場するバーン所有の建築物といえば魔王軍の本拠地である鬼岩城とバーンが座する最終決戦場である大魔宮(バーンパレス)だ。

鬼岩城はギルドメイン大陸にあるギルドメイン山脈に存在し、本体は岩山の中に埋まっている。

 

 

 

大魔宮(バーンパレス)も死の大地の地中に埋まっており、黒の核晶(コア)で大地を吹き飛ばすことで上空への飛び立つことができた。

 

 

ところでこの鬼岩城と大魔宮(バーンパレス)はいつどのように建築されたのだろうか?

魔王が席巻していた当時から存在したのだろうか?

建造物の規模を考えるとハドラーが席巻した当時からあってもおかしくはない。

もし仮にハドラーが13年間眠りについている間に建造したとしよう。

その場合死の大地にある大魔宮ならば気づかれないかもしれないが、ギルドメイン山脈は近隣諸国にバレる恐れがある。

なので恐らく数百年、数千年前から既に存在し、近隣諸国が出来た頃には既に鬼岩城はあったと考えるのが自然だ。

 

ではどの様に建造されたのだろうか?

まずは大魔宮(バーンパレス)だ。

 

バーン曰く、大魔宮(バーンパレス)が大空を駆ける時はすべての敵を片付けた暁であるはずだ。

 

 

つまりどこか別の場所で建造し、死の大地まで移動して地中に埋まった場合、移動の際に大空を駆けてしまっているので却下だ。

 

ということは考えられる方法な死の大地をくり抜いて地中で建造と、魔界で建造した後に魔界の天井を掘削しながら死の大地の直下まで移動したかのどちらかだろう。

 

前者の場合はテスト飛行が出来ない一発勝負だ。

せっかく全ての敵を片付け栄光ある船出と洒落込むときに動かないなんてことになったら責任者は処刑ものだろう。

後者の場合は納入前に魔界で飛行実験ができそうだ。

魔界の大地と天井との間がどのくらいの高さかは不明だがあの巨大なヴェルザーが暴れられるくらいの高さはあるということはそれなりに高いに違いない。

そう考えると後者の方が正しそうだ。

大魔宮(バーンパレス)の掘削作業現場は少し見てみたい気もするが、もしかしたら魔界から大魔宮(バーンパレス)がせり上がったのが原因で死の大地が誕生したのかもしれない。

 

一方鬼岩城は離脱した軍団長が場所を知っているので移動したわけだが、鬼岩城が大地を歩くのは特に全ての敵を片付けた暁というわけではないようだ。

だがこちらも地上で建造した後埋めるとなるといくら当時周辺に王国がなかったとしても気づかれてしまう。

となるとこちらもやはり穴を開けて地中で建造したか魔界で建造して地中を登ってきたかのどちらかではないだろうか。

だが鬼岩城は空を飛べないので魔界で建造しても魔界の天井まで飛ばすことは不可能だ。

(飛べないということは黒の核晶(コア)で地上と共に吹き飛ばすつもりだろうからミストバーンは鬼岩城を壊されてもそこまでキレる必要はなかったのではないだろうか…)

つまり魔界の天井に建設用のドッグを用意して建造したのだろう。

大地(魔界の天井)がどのくらの厚さか不明だが破邪の洞窟がアバンの到達した150階以上の深さがありそれでも魔界まで行くことはなかった。

となると破邪の洞窟の各階の高さが5mと仮定しても最低750m以上の厚さはあるだろう。

実際には魔界の猛者達が暴れても地上に何の影響も出ないことを考えると厚さは1kmや2kmどころではない可能性がある。

だが巨大な黒の核晶(コア)を六芒魔法陣で強化すれば破壊できるレベルの厚さと硬さであることは間違いなさそうだ。

 

ところでこの鬼岩城と大魔宮(バーンパレス)、どちらもかなりの巨大建造物だがその様相はかなり違う。

鬼岩城の方がおどろおどろしく薄暗いイメージだ。

一方大魔宮(バーンパレス)は白亜の宮殿のような明るい感じだ。

恐らく建築業者は別だろう。

どの様に入札したかは不明だがどちらもかなり大規模な案件だ。

業者もかなり力を入れたに違いない。

 

最後に余談だが鬼岩城はバーンが鬼眼の力を開放した姿をイメージしたものだ。

 

 

つまり鬼岩城のデザインはバーンが描いたはずだ。

 

バーンにも絵心というものがあるのだろうか?

バーンがペンを取って鬼岩城のイラストを描いている姿は是非みてみたいものだ。