「自分のために頑張ってほしい」と最近よく思います。 | ぽんずのブログ

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バレーボールを中心としたスポーツ、音楽を中心とした芸術、日常で感じた事など、マイペースに綴っていきます

世界選手権でメダルを取った、ある元スポーツ選手の方が、

 

「世界選手権でメダルを取ったことで、今まで全く自分と関係ないような人にまで注目してもらえるようになった。でもある大会で結果が出せなかった時、観客から「あーあ」という声が聞こえてきて、「期待を裏切ってしまった」「失望させてしまった」と思い、「自分には価値が無い」と思ったり、競技に前向きに取り組めなくなった。」

 

とおっしゃっていました。

 

誰かのために、応援してくれる人のために頑張る

という考え方は諸刃の剣になると最近よく思っていて、

この方のお話を聞いて余計にそう思いました(^^;

 

「他者に意識を向けて頑張る」

と、自分を見失ってしまうリスクが上がるように思います。

 

例えばAさんが、100点満点のテストで80点を取ったとします。

 

Aさんは

「やったー!80点も取れた!」

と感じたとします。

 

しかし周りの人間が

「80点で喜んでるなんて、失望しました」

「私はあなたに期待してたのに」

と、言ってきたとします。

 

その時Aさんが、

「失望した?そうなんや。」

と軽く流せられればいいのでしょうが、

 

もしAさんが

「周りの人間を喜ばせよう」「期待に応えよう」

と思って頑張っていて、

「80点を取って喜んでもらえると思ってたのに失望された」

というケースだと、

私はちょっと心配になります。

 

後者の場合だと、私はAさんに

「自分が感じた「80点取れて嬉しい!」を大事にしてほしい」

「周りの人を喜ばせようと思って頑張って不健康になるなら気にしなくていい」

と、思うように最近なりました。

(90点取らないと志望校に合格出来ないとかはまた別の話だと思います。)

 

なので、スポーツを頑張ってらっしゃる方も、

もちろん

「周りのサポートが無いと上を目指せない」

とかはあると思うので、そこに対しての

「感謝」

は持っておいた方がいいとは思いますが、

 

「周りからどう思われるか」に意識が向き過ぎて自分を見失う

 

ということは気を付けていただきたいなと思います。

 

自分はAしたいのに周りの人がBして欲しいと言うからBする

 

自分は明るいキャラだから、しんどい時でも明るく振る舞う

 

などの状態が長く続くと危険な気もしますし、そんな時は

 

自分と向き合う

 

という作業をちょくちょくされることをおススメしたいなと思います。

 

1番理想なのは、

 

「自分がこうしたい」「ありのままの自分」にファンがつく

 

だと思うので、

世の中win-winの関係で好循環が生まれるといいなと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます^^