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 ドラマ・春になったら

 

今回は2024年1月より始まったドラマ春になったらと言うドラマなんですが、今回の動画はドラマの内容をお話しするのではなく、 ガンで余命宣告を受けた主人公の心の心情の方を話していきたいなと思います。

少し この春になったらと言う ドラマの主人公の心の心情と言う部分を 私が実際に体験 したところから紹介してみたいなと思います

 

私もスキルス胃がんで余命半年と言われた時は、 子供は小学生4年生と幼稚園の子供がいており、自分で鏡を見ながら、 体に特に大きな痛みもなく本当に治療を受けるべきかどうか、 また余命が半年と言われたが、 抗がん剤治療などを受けるから実際生活できるのは3ヶ月位かななんて思ったのを思い出します。最後痛い思いや惨めな思いで死んでいくなら 自分の人生の最後は 思いっきり人生を楽しんで笑いながら 痛みを感じず楽しく死んでいきたいと私は思いました

 

 

ちなみにこのドラマは2024年1月15日より始まった分ですが、ざっくりこのドラマの内容を説明すると、お父さん役の正彦さんは、木梨憲武さん、娘さん役が奈緒さんが演じています。

娘役の奈緒さんは6歳の時にお母さんをなくし以後22年間お父さんと暮らしてきました。その娘の奈緒さんとお父さん役の木梨憲武さん役の正彦さんは 62歳で頑固で破天荒な自由人。2人家族で娘さんを心から愛しており、敏腕実演販売士として働いてきました 

毎年健康診断を受けていましたが、たまたま忙しくてその年は健康診断を受けれずに腰が痛くて整骨院や整体院に行ったが、なかなか治らず、病院に行くと膵臓癌と言われ、その膵臓癌がステージ4だと言うことをお医者さんから告げられました

その告知をお正月に話をしようと、おせち料理を食べながら話すタイミングを待っていると、 なかなか言い切れず、互いに報告があった2人は同時に発表することになり、すると娘役の奈緒さんから3ヶ月後に結婚します。お父さん役の 木梨憲武さんはは3ヶ月後に死んじゃいますと告白し、違いに愕然とします。 娘はお父さんのがんの告知をなかなか受け入れることができず、また冗談を言っていると思って自分で病院を回って確認しますが、 主治医からやはりすい臓癌でステージ4と言われており、 膵臓 は沈黙の臓器とも言われており、がんになっても痛みを感じないまま進行していくとのこと。気づいたときには末期だったと言うことも珍しくはないがんです。治療を受けても5年生存率は2、3%。 ただ、治療を受けなければ、 一緒に桜を見られればいいですねと本人には伝えていると。本人も 末期がんを受け入れることができず、セカンドオピニオンにも 行ったということで、 娘もセカンドオピニオンを確認し、セカンドオピニオンの病院に行きましたが、診断結果は一緒。 お父さん役の 木梨憲武さんはすべてのことを受け入れ治療を拒否してると言うところに 娘は治療を受けてほしいと、お父さんにお願いするといったストーリーになります

こういったストーリーになりますが、告知をしたときに娘さんが信用してくれません。 このドラマでもの娘さんがどこの病院のどの先生に告知起きたか確認しに行くと言うことで本人に確認を促しますが、本人はなかなか言い出しません。その気持ちはよくわかります。私も家族等には迷惑をかけたくないと言う気持ちもあったので、私も家族に伝える事は本当に躊躇しました。私の顔族も同じく、子供や嫁さんは私のスキルス胃がんで余命宣告半年と言うのをなかなか受け入れてくれませんでした。 というのも、癌の宣告などは家族全員が呼ばれ告知されると言うイメージがあったものの、まさか1人でクリニックに行ってこっちを受けてくるなんて思いもしていなかったようです。信用しなかったので私は妻と子供に病院の紹介状と検査結果の内容を見せて説明しました。 嫁さんもパニックになり、子供もすごく悲しんでいました。そういった姿を見てしまうと、今までがんばって働いてきたのも、子供の笑顔や嫁さんの笑顔を見るために一生懸命働いてきたのに悲しい思いをさせてしまう。自分がすごく悔しくも悲しくも思いました。また自分が家族に 余命宣告を受けたことを報告しながら、改めて自分の死と言うものを受け入れをしました。

 

このドラマの1話の後半で娘がお父さんに治療を受けてほしいと懇願するのですが、娘はお母さんいなくなって、たった1人の家族 のお父さんがなくなると、私はどうやって生きていけばいいのだから治療を受けてほしいと言う部分がありますが、私的には1番心を打たれたのは「誰だっていつかは死ぬ家族もいつかは死ぬ、お前には申し訳ないけど俺の終わり方は俺に決めさせてくれよ」 の言葉でした

また娘に私はどうしたらいいのと言う言葉にお前は大丈夫だと言う言葉もありますが、この言葉は俺が死んでも絶対大丈夫でいてほしいと言う最後の娘の希望や期待と言うふうに私は受け取りました

 

 

今回ドラマの春が来たらと言うドラマですが、私にとっては考えさせられるところもあり、また自分が経験したことを思い出す場面もあり、私にとってはなかなか観ごたえのあるドラマで、今後この先どのような展開になっていくのか分かりませんが、今までいろんなこういったドラマもありましたが 自分によく似た心の心情っていうのはなかなかなかったので、 今回はブログにしてみました。余命宣告を受けたときに感じる感じ方っていうのは、個々それぞれですが、これが全てではありませんが、こういった感情を持つ人もいてるんじゃなぁとも思っていただければありがたいかなと思います。

 

体験したスキルス胃がんを紹介