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睡眠不足でがんの発症が40%増加

最近、睡眠不足でがんの発症率が高くなることが研究結果でわかってきたようで私もスキルス胃がんになってしまいましたが、スキルス胃がんになった当時、かなり睡眠不足なのは前に解説させて頂きましたが、当時、ダイエットもしており、1日の中で一番削れるのが睡眠時間だったので睡眠時間を削ってダイエットをしていたので免疫力なども下がり、スキルス胃がんになってしまったことは私自身体験し、よくわかっているつもりではいてます

 

 

がんと睡眠時間の関連性で睡眠障害による病気のリスクというのがこの度発表されていましたが、

 

睡眠障害による病気のリスク

がんが発症するリスクが40%増加

心臓・血管の疾患が通常の5倍

アルツハイマー病が発症するリスクが約1.5倍

うつ病が発症するリスクが2.3倍

など睡眠障害によって病気になる確率が高くなってきます。このようにがんが発症するリスクが40%も増加することが研究結果で出ており、胃がんやスキルス胃がんの予防としてはこの睡眠も重要になってきます。

 

日本人の睡眠時間は世界一睡眠不足と言われ世界の平均睡眠時間で比べてみると圧倒的に少ない傾向にあるそうです

とはいえ、1960年代は日本人も平均睡眠時間は8時間13分それが今では1時間くらい減って7時間12分と短くなってるデーターもあります。年々短くなってきてる傾向にあります

 

昼間に眠たくなるのは病気かも

昼間に眠くなるのが普通ですが、これは国際基準でみると異常になっており十分に夜眠れてたら眠くならないのが普通になります

昼間に眠たくなって悩まされるようになるとこれは立派な病気でこれを行動誘発性睡眠不足症候群と言われています

そういったことで日本人は睡眠に悩まされてる人も多く、いびき・歯ぎしり・睡眠時無呼吸症候群などに悩まされている人なども含め3人に1人が隠れ睡眠障害になってるとも言われていますが、自覚症状があるのはごくわずかと言われています

また、睡眠時無呼吸症候群の症状として夜中におしっこに行くと言った夜間頻尿という症状もあり、これは無呼吸な状態で体内に酸素が入らず、体内が生命維持をしょうと頑張って心臓などを動かそうとすることで心臓からおしっこを出すホルモンANPという利尿ホルモンが分泌され夜中におしっこに行きたくなる症状がこの睡眠時無呼吸症候群には出てきます

ただ、これに関してはダイエットなどで体重を減らすことで改善が見込まれる場合もありますので肥満の方や、体重オーバーされてる方は体重を落とし予防することが可能になりますので体重増加を防ぐことが大切になります

 

子供の睡眠障害は記憶障害にもつながる

寝る子は育つと言いますが

日本人に睡眠不足は子供の時から始まっており、小学生の高学年くらいになると塾やクラブ活動などで睡眠時間も少なくなる要因が多くその頃からだんだん睡眠不足になってくると言われています

子供の頃の睡眠不足は大きな障害が出る場合もあり例えば頭の中にある海馬、記憶に重要な部位ですが、ここが発達せずに海馬の容積が減りあまり多くの事を記憶できなくなるという障害も出てきたりします。この海馬が小さいまま成長しても大人になったら大きくなることもないので人よりも記憶力が低いハンデを背負うことになってしまうこともあります。またこの海馬はアルツハイマーなどでもよく指摘される部位ですが、この肝心な箇所の発達の遅れは重大な障害となってしまう場合もあります

子供達に推奨(すいしょう)される睡眠時間は小学生だと10時間以上、高校生で8時間半と言われています

 

 

睡眠不足はダイエットの最大の敵

寝る子は育つと言いますが、寝ない大人は横に育つとも言われるくらい睡眠不足とダイエット・肥満とは大きな繋がりを持っています。

睡眠障害が起こってしまうと肥満にも影響することがわかってきており、体の中にあるホルモンには「レプチン」と「グレリン」とあり、レプチンが満腹ホルモンでグレリンが空腹ホルモンとなりそのバランスが崩れレプチンの満腹ホルモンよりも、空腹ホルモンのグレリンが優位になってしまうとよりたべてしまうのでカロリーオーバーになり肥満になりやすいと言われる研究結果も出ており、睡眠不足はダイエットの最大の敵とも言われています

よく睡眠して起きたときにすごく体力を使った感じになっているのは睡眠時間を1時間伸ばすことで150カロリーを消費してると言う実験結果がでているそうです

寝不足になるとわずか2週間で内臓脂肪が増加するといった実験けっかも出ているくらい、肥満・ダイエットなどど睡眠は深く関わり合ってるのがわかるかと思います

 

よく言う

睡眠の質はどれだけ深い睡眠ができ深い睡眠時間があるかということ

深く睡眠ができることで「成長ホルモンの分泌」「疲労回復」「細胞の修復」「ストレスの解消」をしてくれてると言われています

寝ている時でも脳は活動しておりモードが異なってきます。もすぐ目が覚める、よく言う浅い眠りの割合が少なくなると高齢者の方では認知症や死亡リスクが増加することも最近の研究結果でわかってきており、浅い眠りも特に高齢者の方には必要になってきます。

このように睡眠の質とは深い眠りと浅い眠りがいかに安定してできているかが重要になってきてることが最近わかってきたそうです。安定した睡眠をとれることが、がんや病気の予防に繋がったりします

短い時間を深く睡眠できればいいと考えている方も多いですが、最近の研究結果では深い睡眠と浅い睡眠のバランスが必要となり、そうなればおのずと睡眠にかける時間も大切になってきます

 

今回は睡眠不足でがんの発症率が高くなる睡眠について解説してきましたが、病気やがんになりやすい年齢の40,50代は体力もあり、少々の寝不足でも仕事ができたり通常通り生活ができますが、その少しの寝不足が積み重な差ってくると「疲労回復」「細胞の修復」「ストレスの解消」など睡眠からできるものができなくなり身体の免疫力の低下によって眠っていたガン細胞が活性化しまい、病気になってしまう可能性もあります。今も解説してきましたが、一昔前までは「質のいい睡眠」によくスポットがあたっていましたが、今では深い眠りと浅い眠りの安定した睡眠の重要性も指摘されるようになりました。しっかり睡眠をとり病気・ガンの予防に心がけて下さい

 

YouTube動画で私が体験したスキルス胃がんを紹介しています