《文月の懐石ランチ》〜祇園祭のお膳@赤坂 菊乃井〜 | 包み結び 櫻撫子のブログ

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先月、主人のお誕生日のお祝いで、久しぶりに大好きな赤坂の菊乃井へ🥢

 

祇園祭にちなんだ文月のお膳や器、室礼をちょっとだけご紹介♪

 

〜赤坂 菊乃井〜

 

 

真夏の日差しがジリジリと照りつける暑い日でしたが、

 

石畳に打ち水がされたうっそうとした路地は、美しゅうございました。

 

〜お迎え花〜

 

文月のお迎え花は、白いカワラナデシコとドウダンツツジ。

 

中へ入れば、「おいでやす」のご挨拶が、席に通されるまで続きます。

 

もう、気分は京都💕

 

〜祇園祭の室礼〜

 

京都の芸舞子さんがお中元に配るという、京丸うちわが飾られています。

 

うちわの片面には、芸舞子さんのお名前。

 

そしてもう片面は、お茶屋さんの御紋など…

 

京都の夏の風物詩でございます。

 

〜まずは一献〜

 

祇園祭にちなんで、京都八坂神社の神紋の入った盃。

 

〜お祝い膳〜

 

事前にお誕生日と、伝えておいたので、

 

お赤飯と紅白のオナマス。

 

お店からの嬉しい心遣いに感謝です。

 

〜猪口 生雲丹豆腐〜

 

夏らしい素晴らしいお味に、一品目でノックアウト❣️

 

〜茅の輪の八寸〜

 

蘇民将来の茅の輪の見立てだそうです。

 

この茅の輪の中にお箸を通してお召し上がり下さいと…(お箸の茅の輪くぐり?)

 

〜向付は、白瓜の器〜

 

向付は、白瓜の上部を切り取った器に明石の鯛とハモ。

 

八坂神社の御祭神、スサノオノミコトは、瓜がお好きとか…

 

この葉っぱは、白瓜の葉っぱ?と尋ねたところ…

 

キュウリの葉っぱで。京都から取り寄せているとのこと…

 

キュウリの葉っぱは、水揚げが難しいので、さぞかし大変だと思います。

 

板さん達とのお話がはずみます。

 

この後、蓋物の後には、鮎が❣️

 

〜鮎の塩焼き〜

 

この素晴らしい鮎のお姿💕

 

琵琶湖の鮎で、頭から尻尾までガブリと…

 

美味でございました〜❤️

 

このお皿、何を表したものでしょうか?

 

そう、団扇でございますよ♪

 

蕪(かぶ)と思って、緑の部分を上にしておいたら、大将に怒られたという、

 

板さんの昔話も楽しいものでした。

 

〜ご飯〜

 

強肴の後の締めは、冷たいモズクのお雑炊。

 

水物は、八つ橋アイスクリームとわらび餅。

 

八つ橋アイスクリームの由来もお伺い致しました(サステイナブルでエコでした💡)

 

京都からおいでになっていた次期4代目の村田知晴さんとちょっとお話しさせて頂きました。

 

「主人の記念の誕生日を家族揃って、菊乃井で祝いたかったのですが…

 

小さい孫達とお座敷での会食は、無理と諦めました。」

 

「孫達が、走り回ったり、障子や唐紙を破ったり、

 

他のお客様に迷惑をかけたりするので…」と、お話をしたところ、

 

お子さん達が、障子や唐紙を破損してしまった時の対応について興味深く聞かせて頂きました。

 

そして、菊乃井の現大将である3代目の村田吉弘さんの想いは、

 

料理屋とは、本来は、お食い初めや、七五三などの人生の通過儀礼を祝う場として、

 

家族揃って楽しめる会食を提供する場なんです…。

 

確かに、息子達が結婚する際には、両家の顔合わせや、

 

私の節目の誕生日などの家族の慶事の時に利用させて頂きました。

 

家族揃って、菊乃井でお祝いの会食ができる日は、いつのことでしょうか?

 

その日を楽しみにしています。

 

ちなみに孫達を含めた家族全員集合での主人の誕生祝いは、

 

表参道のシュラスコ バルバッコアでございました❣️

 

こちらは子供連れにおすすめ♪

 

赤坂菊乃井

 

バルバッコア

 

 

 

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