《折形》〜「お盆」と「お悔やみの折形」、そして外国人受講生〜 | 包み結び 櫻撫子のブログ

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㈱小津和紙様で開講中の私の【暮らしを彩る折形講座】は、

 

お陰様でこの7月で11年目に入りました🎉

 

ご参加くださった皆様方に心から感謝申し上げます。

 

そして、11年目の最初の講座は、お盆にちなんで「お悔やみの折形」のご紹介。

 

お悔やみの折形とは、葬儀、法要などの不祝儀のお金を包む折形でございます。

 

なかなか難しいテーマなので、私はお盆の時期に、

 

お盆のお話とともにご紹介させて頂いております。

 

〜「弔事贈進紙幣包み 横置き」2種〜

山根折形礼法教室オリジナル作品

 

横置きの折形はあくまでも略式の形。

 

それを踏まえた上で、使い方は皆様方にお任せしたいと思います。

 

お盆や法事などの法要の時にお渡ししたり、

 

葬儀に間に合わず、後からお渡ししたりする時などに…

 

最近、慶事に使う祝儀袋のことを「ご祝儀袋」と申される方が多いのですが、

 

これは「祝儀袋」で良いのでは?

 

だって、不祝儀の時に使う不祝儀の袋は、「ご不祝儀袋」とは言わないですよね💡

 

〜弔事贈進紙幣包み横置き 蓮〜

 

 

右上に蓮の蕾を折り出した檀紙の折形は、美しゅうございます。

 

それぞれイメージとなる蓮のろうそくと蓮の絵の散華を合わせてみました。

 

この折形は蓮の蕾がついているので、仏教のお悔やみ以外には使えませんよ。

 

ご注意下さいませね❣️

 

〜蓮の絵の散華〜

 

お釈迦様といえば、蓮。

 

私の散華コレクションの中から蓮の絵の散華を集めてみました。

 

散華自体が蓮の花びらを表しているんですよ♪

 

散華とは、仏を供養する為に花を撒布することなのですが、

 

生花を撒布するのは、なかなか難しいので、

 

いつの頃からか紙製の蓮華の花弁などをまくようになったそうです。

 

美術散華と呼ばれる著名な画家の方々が描いた散華は美しく、

 

散華の中に小さな仏の世界が広がっているように思われます。

 

そうそう、11年目にして初めて、外国人の受講生が入りましたよ。

 

カナダの方ですが、日本語はペラペラ❣️

 

そして、外国人受講生の質問は大変シンプルなのですが、

 

私達日本人が当たり前と思ってることを

 

改めて、ハッとさせてくれるものがありました。

 

例えば「お盆って何?」「吉と凶って?」

 

「なぜ吉の時は、最後に右の紙を上に重ねるの?」…

 

日本人受講生の皆様方にお伺いしたら、面白い答えがたくさん🤣🤣🤣

 

自分ではわかってはいるけど、人には説明できない…というところでしょうか?

 

外国の方を交えて、これから楽しい講座ができそうです💕

 

 

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