高校生に水引をご紹介。
はじめての水引は、「あわび結び」。
〜あわび結び〜
「あわび結び」は、「淡路(あわじ)結び」とも言われますが…
私は、「あわび結び」と伝えています。
折形のバイブルとも言える「包結図説」を江戸時代に書いた伊勢貞丈が、
同じく著書の「貞丈雑記」の中で書いていました。
「あわび結び」は、その形が丸く細長くて、あわび貝に似ているから名前の由来となった。
「あおい結び」「あわち(じ)結び」は間違いである。
この江戸時代の書物以前は、どのように言われていたかはわかりかねますが…
「あわび結び」も各地でいろいろな呼び方があったようで、興味深いですね♪
〜水引練習〜
白と朱の2色の水引で。
2色の組み合わせでもいろいろな表情のあわび結びが出来上がりますよ♪
もちろん最初は、1本の組紐であわび結びの結び方を何度も練習。
次は、2筋の水引で。
水引を数える単位は、「本」ではなくて、「筋(スジ)」なんですよ💡
最後は、3筋で。
大事なのは、3筋の水引が「コースまたぎ」をしないこと。
ちゃんと水引が、自分の決められたコースにいることなんですよ。
これがなかなか難しい💦
でも、水引が「コースまたぎ」をしても今回は」OK❣️
〜あわび結びの作品〜
最後は、あわび結びの短冊飾りを作成。
短冊を縦に使っても、横に使っても
飾るあわび結びの数も自由
思い思いであわび結びのパネルを作ってもらいました。
高校生の皆さん、びっくりするくらいに熱中してましたよ♪
中には、水引5筋に挑戦したり、
やりやすいように結び方を変えたり、小道具を使ったり、
私も目からのウロコでございました。
次回は、あわび結びを使った「梅結び」に挑戦ですよ♪
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