七夕の室礼です。
里芋の葉についた朝露を集めて墨を擦り、その墨で七夕の短冊に願い事を書くと、願いが叶うと…
そのいわれは、里芋の朝露は粘りがあるので(里芋ゆえに?)、
粘るような墨をする事ができるからと…
〜七夕の室礼〜
盆果 里芋の株、梶の葉、桔梗の花、五色の和紙の色紙、硯、筆、墨
茄子の箸置き、糸枠
盛り器 長板、ガラスの器
〜織姫の見立て〜
機織りが上手だった織姫にちなんで、糸枠を織姫の見立てと致しました。
〜彦星の見立て〜
彦星の別名は「牽牛(けんぎゅう)」
桔梗の古名の朝顔(あさがほ)の別名は、「牽牛花」。
という事で…、桔梗の花を彦星に見立てました。
桔梗の花は、もう少し高く活けた方が良いのでは…と先生からご指導頂きました。
ここがリモートのお稽古の辛いところでございます💦
〜五色の色紙と梶の葉〜
その昔、七夕の節供では和歌を詠んで、梶の葉にその和歌を書いたそうな…
梶の葉が五色の短冊になり、和歌ではなく、願い事を書くようになったのは、江戸時代の寺子屋が起源とも…🎋
〜里芋の葉〜
七夕の室礼で、里芋の葉をしつらえてみたかったので、初めて里芋を育ててみました。
〜芽が出た里芋〜
2ヶ月ほど前にスーパーで買ったものがキッチンの片隅で芽を出していたので…💦
3個の里芋を水につけて観察してみました。
どんどん成長するのでびっくり💡
くるりと巻いた小さな葉っぱが開く姿はとても愛おしい…💕
今回は、自分で育てた里芋の葉をしつらう事ができて、とても楽しゅうございました〜♪
そうそう、桔梗の花も梶の葉も我が家の天空庭園育ちでございますよ❣️
インスタもよろしく♪
ランキングに参加しております。