新しい年、令和二年を迎えました。
今年の干支(えと)は庚子(かのえ ・ね)。
十干(じっかん)は庚、十二支は子(ネズミ)です。
さてさて、干支(えと)と十二支(じゅうにし)の違いはご存じでしょうか?
〜ネズミの土鈴〜
ネズミの土鈴に結んだ結びは下から「つゆ結び」三つ、「蝶結び」、「つゆ結び」一つ。
〜バックスタイル〜
後ろから見ると結びがピンと上を向いて凛々しい感じですね。
私も、凛々しくこの一年を過ごしていきたいと思っております。
〜ネズミの結び〜
昨年の12月に私の結びの師匠である田中年子先生から教えて頂いたネズミの結びでございます。
寸松庵サイズに収まる可愛らしいネズミの結びの色紙仕立てです。
ネズミは、大国主命(オオクニヌシノミコト)=大黒様を火の中から救ったことから大黒さまの使いとされています。
〜白ネズミ〜
大黒さまのお使いは「白ネズミ」。
〜鼠色のネズミ〜
鼠(ねずみ)色にちなんで、ネズミ色の紐で結んでみましたが…
やっぱりドブネズミ?
ネズミは、害獣のイメージが強いのですが、多産であることや大黒天と絡んで「豊穣」「財福」「安産」などの霊力があるとされています。
そして「予知能力」も♪
「ネズミは火事の三日前に家を去る」という言葉があります。
ネズミは火事や地震などの異変を察知して事前に逃げ出す霊力があるとされています。
〜櫻撫子文庫からのご紹介〜
櫻撫子文庫の本のご紹介です。
「神様になった動物たち」
戸部民夫著
だいわ文庫
ネズミがなぜ、大国主命(=大黒様)の使いとなったのか…
それぞれの十二支や動物と神様との関係をお楽しみください。
今年も折形、結び、室礼、歳時記…皆様に、ステキな「和」に触れるキッカケをご紹介したいと思っております。
本年も「包み結び 櫻撫子®︎ 」をどうぞよろしくお願い致します。
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