昔、好きではなかった花が年を重ねるにつれ、愛おしくなってまいりました。
私にとっては、「蓮(ハス)の花」もその一つです。
若かった頃は、抹香臭い、お寺や仏様の花というイメージで好きではありませんでした…
今回は、お盆にちなんで、私の「蓮(ハス)の花」コレクションをお楽しみくださいませ〜
〜蓮の花の「お供え花」〜
一目惚れして購入した田中恒子さんの蓮の葉の器
お水を張った中に蓮の花の蝋燭を浮かべて、お盆のお供え花に…
〜お盆のお迎え火〜
蓮の花の蝋燭に火を灯すと、
白い蝋燭が薄紅色に染まってまさに蓮の花に♪
〜白い器でお供え花〜
白い蓮の花びらをかたどったような器
その昔、室礼のお稽古で頂いたものなんですよ♪
〜白い器で「お迎え火」〜
蓮の花が浮き上がって美しい〜
〜蓮文様の便箋〜
蓮の花と葉を大胆にデザインした伊予和紙の便箋
もったいなくて、使えずにとってあるだけでございます…
〜蓮文様の風呂敷〜
カジュアルな蓮の花のデザイン
蓮の実(はちす)を置いてみたり…
〜蓮文様の手ぬぐい〜
ハスは昔から神聖な植物として、仏教と深い関わりを持ってきた植物です。
仏様は蓮華座と呼ばれるハスの花の形の台座に座っておられますし、ハスの花の入った水瓶を持つ仏様もおいでになります。
そして、仏様に関係する多くのお道具がハスの意匠でできています。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉があります。
地の底の汚れた泥の中で育ち、そこから茎を伸ばし、美しい、気高い花を咲かせるハスの花はまさに極楽浄土の花といわれてきました。
生まれたばかりのお釈迦様が歩き出し、その足跡から生まれたのがハスの花だったとか…
〜オススメの本のご紹介〜
ハスの花と仏教の関わりをもっと知りたい方に、オススメです。
曼珠沙華やシキミが墓地に植えられる理由や、植物の一生と人間の一生は同じなど、日本文化と植物の関わりが読み易く解説してあります。
ご興味があればぜひ〜♪
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