「キモノ」deラッピング♪ | 包み結び 櫻撫子のブログ

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包み結びから知る和の伝統文化

先週、ラッピング協会の展示会とパーティーに出席してきました。
展示会は引退と称して、ここ何年間か作品を出展していませんが、毎回パーティーには着物で参加しています。

考えてみると、着物を着ることは、ラッピングと同じなんですね。
着物(包装紙)で身体を包み、帯揚げ、帯締め、帯(リボン)で着物を結び留めます。

そう!! 着物を着ることを「人体ラッピング」、「キモノ・ラッピング」と、私は呼んでいます。


~キモノでラッピング~


お写真はラッピング協会のHPからお借りいたしました。


今回の展示会のテーマは「春」でした。
私は「春」をテーマにした作品を「キモノ・ラッピング」で出展?させて頂きましたよ♪
包むものが、いまひとつでしたが…


~初春のキモノ・ラッピング~


薄いグレー地のぶどう唐草紋様の西陣の帯ですが、エキゾチックな中近東の雰囲気です。


~蛍ぼかしと松葉~


秘色(ひそく)という色名でしょうか?うす~い青磁色の小紋です。
一見、色無地のように見えますが、蛍ぼかしと白と金の松葉が入っています。


~春色のコート~


もう春爛漫という色合いですね。

ラッピングを学んでいたら、着物にも目覚めてしまい、着付けのお教室にも通いました。

やっぱり、着物を着ることは自分をラッピングすることと同じだと思います。

包むもの(身体)に合わせて、余分な紙(布)は、見えない所に折り込んだり、たたんだり、りぼん(帯)の結び方もいろいろあるように…と

着物には、着物の格や帯と着物の取り合わせ方、季節の先取りなど、いろいろな決まりごとがあり、着物初心者の私にとっては???ばかりです。

キモノで、自分をラッピング」を楽しみながら、少しづつ着物のことも学んでいきたいと思っています。


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