注連飾り(しめ飾り)の美しい「カタチ」 | 包み結び 櫻撫子のブログ

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包み結びから知る和の伝統文化

皆様、歳神様をお迎えする準備はできましたか?

歳神さまとは、お米の神様、五穀の神さまとも考えられています。

日本文化は稲作文化とも言われるように、稲を育て、コメとともに生きてきた私たちの祖先は稲1本にも神様が宿ると考えていました。

そして、稲の茎で神様のいる場所を示す「注連縄」(しめ縄)を作ったそうです。

今年の2月から6月にかけて、ミッドタウンで開かれていた企画展「コメ展」で素晴らしい「注連飾り」(しめ飾り)を拝見しましたので、皆様にご紹介致しますね。


~海老しめ飾り~



~打出の小槌~



~宝珠~




~鳥お飾り~



~玉しめ飾り~


赤米ですね


~めがねしめ飾り~



~海老しめ飾り~



~俵~




~杓子~


杓子(しゃくし)とは、「おしゃもじ」や「おたま」のことです。
昔から杓子の中央のくぼみは、神が宿るところだと信じられていました。


これらのしめ飾りを制作された方々です
ことほき

「しめ縄」で海老、宝珠、鶴、亀などの吉祥の形を表し、装飾的に発展したものが「しめ飾り」だと思いますが、如何でしょうか…

これらのしめ飾りの形には素朴ながらも、神様をおもてなしする昔の人々の心が感じられます。


~正月のしめ飾り~

東京地方の正月のしめ飾り

そして、「しめ飾り」に橙、裏白、神垂(しで)、昆布などの縁起物を付けたものが、正月用のしめ飾りだそうです。

地方色豊かな「しめ縄」と「しめ飾り」、大根締めやゴボウ締め、鶴や亀、エビをかたどったものなど…

皆様がお住まいのところでは、どのような形のものがあるのでしょうか?
興味津々です。


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