毎日、雨が続いていますね。
家の中がジメジメしているのもストレスですが、髪が多くてやや癖毛の私にとって、この時期は洗濯物乾き具合よりも髪の毛が爆発してしまうことの方がストレスな毎日です
そのため、極力、家で過ごそうと思うのですが、それもけっこうストレスを感じます。
ひたすら、「癖毛、湿気対策」「湿気、髪の毛広がる」を検索したり、気づいたらスマホ漬けになりそうな時も・・・
きっと、この時期、子供たちも家で過ごすことが多いのではないでしょうか?
そうなると一日中、スマホ・ゲーム三昧に親はイライラ・・・、なんてこともあるかもしれませんね。
ネット依存、ゲーム依存、インターネット依存、スマホ依存・・・様々な呼び方がありますが、2018年にWHOが「ゲーム障害」という名称を正式認定し、2022年より病気を診断するための世界的共通基準であるICD-11に追加された、つまり、ゲーム障害が「病気」として認定されたということは、どこかで聞いたかことのある方も多いかと思います。
先日、参加したセミナー(子どものスマホ・ゲーム問題への究極の対応を学ぶセミナー)でも、支援者だけではなく、保護者、そして当事者の方も多数参加されていたことから、世間の人たちの関心の高さ、そして「深刻な問題」であることを改めて実感しました。
スクールカウンセラーをしている中でも、ゲーム・スマホの問題で悩んでいる学生や先生から相談を受けることはたくさんあります。また、数年前は、我が家も、ゲーム好きの息子、ゲームをやめさせたい母(私)の戦いの日々だったなぁ・・・ということを思い出しました。
当時は、私もココロのことを本格的に学んではいなかったので、とにかく「何としてもやめさせる」ことにばかり目が向いていましたが、
「やめさせる」ことが目的になってもそれは無意味なんですよね。
(それは私が身をもって実感しています)
なぜなら、無理にやめさせても反発しか生まれないんですよ。
それに、24時間、子供を見張っているわけにはいかないので、ある程度の年齢になると、今度は親の目が届かないところでやろうとします。
それよりも、まずは、なぜ、そんなに夢中になるのだろうか?というところを理解することが大事なのだと、セミナーの中でも講師の先生が話されていました。
確かに、子供がそこまで夢中になるにはそれなりの魅力があるんですよね。
(スマホやゲームの話をしていると、無口だった子も目をキラキラさせてお話ししてくれることもよくあります。)
何がどう楽しいか、続けることでどんなメリットがあるのか・・・と、子どもの頭の中を覗いているのも一つなのかもしれません。
そして、子どもの中に、満たされない何かを埋める手段としてスマホやゲームに依存していることを知れたら儲けもんですよね。その後の、対応が見えてくるのですから
また、無理にやめさせようとすることは「反発」しか生まないということを前述しましたが、これが支援者や親にとって一番苦しいところなのかと思います。
「子供のためを思って・・・」ではないですが、良かれと思って介入しているのに、反発で返ってくるくるのはとても切ないこと。
そして、「こんなに思っているのに」「あなたのことを心配しているのに」という苛立ちが出てきます。これって本当に苦しいことですよね。
(しつこいようですが、私も身をもって体験しているのでよくわかります)
そもそも、私たちの神経系は自然と相手に伝わっていくものなのです。支援者や親が切なさや怒りを持って接することは、子どもにも当然、伝わっていきます。
ただでさえ、スマホやゲームによって「安心」を得ようとしている子どもに伝わるのは、不安やイライラでしかない・・・ということになるのです。
子どもに「どうなってほしいのか?」はもちろん大事ですが、支援者や親が子どもと「どんな関係性を築いていきたいのか」なのではないでしょうか。
今現在、問題に直面している方にとっては、とても深刻な問題だと思いますし、「そんな簡単にはいかないでしょう」、「そんなことよりもすぐに結果が欲しい」と思われるかもしれません。
でも、仮に、無理にやめさせる方法がうまくいったとしても、子どもとの良好な関係性は維持できているでしょうか?
時には、多少、時間がかかっても大事なことを取りこぼすことなく前に進める方法を試してみるのもいかがでしょうか?
そういう私も、スマホを見ていて気づいたら何十分も・・・なんてこと、ないわけではありません
子供だけではなく、大人も気をつけたいところですね。
夢中になってしまうのはどんな時なのか?
そこにも理由があるのだと思います。
そこから探ってみるのも一つかもしれません。
それでは、今日も一日、ココロもカラダも笑顔でお過ごしください🎶
カウンセリングオフィスSORA
杉山つぐみ
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