GT鈴鹿の熱が冷めないのに、なんとSFです 💦 めんご
 
 
 
 
 
 
機材をレースウィークの火曜日に御殿場から出して、木曜日早朝御殿場発→羽田空港経由→熊本空港着。
レンタカーを借りて快晴のオートポリスへ向かう。途中菊池市内のラーメンは桂仙さんで。

ジェームスの到着を待って恒例のトラックウォークへ出かける。きれいな空気と青い空。
最近の大雨の影響から砂利がコース上に沢山あって、明日の走行はコンディションが悪い事や、砂利が流れてきた方向とボトムを記憶する。日曜日は雨予報。
 

 


 

 

 
金曜日、快晴。
午後からフリー走行が1本。走り出しからジェームスは好調。しかし、一貴のタイムがやや伸び悩む。どうもグリップ感がないとの事。
走行後、再びジェームスとトラックウォークに出かける。
第2ヘアピンからコースへ入って、ダウンヒルストレートから上りのグネグネセクションを丁寧に観察。走行データと照らし合わせながら、ウィークポイントのすり合わせを行った。

土曜日、快晴。
朝のフリー走行ではジェームスが絶好調。ソフトコンパウンドのニュータイヤでは、ほぼ同時刻にソフトタイヤでアタックしたニックを0.2秒くらい引き離して、このセッションをトップタイムで終えた。
良い流れのジェームスに対して、一貴は昨日からのグリップ不足を引きずっていて、あれこれとセットアップを変更したのだが、タイム的には今一つ。

午後は予選。
Q1は全車ミディアムタイヤでのアタック。ここをクリアできればポールも見えているジェームスに対して、厳しい状況の一貴。
しかし、ジェームスはシフトダウンの失敗ともう一つのミスがあってQ1敗退。マシンを降りて子供のように頭を抱えていた。気持ちはわかるけど、慰める事はしない。
一方、一貴の方は苦しみながらもQ1を突破。このあたりが2度のチャンピオンの実力者。上位をHONDA勢が占める中で、インパルの亮が3番手。
 
Q2はソフトコンパウンドの闘い。
タイムがぐっと上がる。今度はトヨタがトップ3。カムイがコースレコード更新。2位のニックを0.3秒も引き離したス―パ―ラップを決めた。素晴らしいタイム。ニック、亮と続いたが、一貴はQ2敗退。
 
Q3はトヨタとホンダが4台づつの互角の争いを亮が征した。
初PP。Q2のカムイのタイムには届かなかったものの、その実力を証明して見せた。
 

日曜日。予報通り雨が落ちてきた。
霧も濃くなってきて、朝のフリー走行はキャンセルになった。
 
2輪JSB1000の決勝はダンプからドライへ変わる難しいコンディションの中、ウェットタイヤのヤマハ勢とドライタイヤのカワサキ勢の好勝負。最終的にはドライタイヤの1-2フィニッシュ。
ほんの少しの間、天候が回復した場面を、躊躇なくスリックで攻める。その勝負勘が素晴らしいし、ウェットタイヤで最後まで粘りに粘って食い下がる力のぶつかり合いを見て、自分自身に照らし合わせて教えられるものが多くあった。

午後、再び雨がコースに落ちて来る。
レースに向けたウォームアップが始まるが、雨脚が強くなってきて赤旗中断。その後も雨回復が難しいとの判断から、レースは中止となった。
大勢のお客様には大変申し訳なく思います。SFのレースを行うにはあまりにコンディションが悪すぎました。そして、比較的早い段階での中止の決断に、感謝。