オレの本質
犯罪を起こしてしまうんじゃないか、という心配
高校を卒業する前だったかな・・・今は亡き父に「悪いことだけはするなよ」と真顔で言われたことがあった。その時は、なんと侮辱的な言葉を吐かれたものか、と内心憤った。しかし、この年になって内省してみると、不起訴にはなったけれど、一度は暴行傷害で逮捕されている。母に暴力も振るった。誰彼なしに暴言を吐いた。もしかしたら人を殺めることだってあるかもしれない。あの時の父はそんな俺の将来を見通していたのかもしれない。ベトナムでもタクシーの運転手に暴力を振ったじゃないか。地元ブン・タウの警察でパスポートを見せて、ホーチミンの日本総領事館が仲裁に入ってくれて釈放されたけれど、日本国の恥だな・・・
境界線は一体どこにあるんだ。犯罪者と善良な市民との間に・・・どんな理由があろうと人を殺めてはいけない。もし何かのはずみで罪を犯したならすぐに自首する。ここが大事だ。ミスをすることはだれにでもある。間違いはつきものだ。道を踏み外すことだって特別な人間のすることばかりとは言えない。もし、その時にすぐに罪を反省して償う気持ちがあれば逆に罪を犯すことに慎重になるはずだ。正直に、嘘をつかない。ありのままの自分をさらけ出せる人間でいよう。隠し事・嘘が道を踏み外す根源になる。