週末に雨が降ってくれたお陰で、やらなければならなかった仕事がキャンセルとなり、サッカー観戦の一日となった。

 

昼は、私が教授職を務めている産業能率大学サッカー部の県リーグ最終節。引き分け以上で関東大会出場が決まるというなか、終了寸前のセットプレーで勝ち越され、来年も県リーグで戦うことがきまった。

1年生部員に向けて、キャリアプログラムを実施しているので、知っている顔がたくさんプレーする試合だったので、非常におもしろかったが、結果については、残念なものとなった。

大学として、強化している部活としては、県リーグに居続けることは非常によろしくない。

サッカー部としては、大学日本一になるという目標を掲げているが、1年生達の4年間の目標は、ほぼ全員が関東一部でプレーすることだった。まずは、このギャップはよろしくない。そして、試合会場での一体感が今ひとつなかったことにも、気がついた。出場しないサッカー部員の応援もゆるかったなあ。

大学の部活は、部活だけで終結するものではないと思う。

学生に関わるすべてのヒトを取り込んで、応援する姿勢、教育する目線をもって学生に応対するべきとちゃうかな。

大学のサッカー部がプロチームやプロ選手みたいに扱われていることが、ぎゃくに、甘やかしすぎて、成長を阻害しているように感じた。大学生を大人扱いするのであれば、それだけの責任と役割をも同時にもとめないと行けないと思う。そして、彼らはプロサッカー選手ではない。彼らに人間的な成長を本気で求めないとチームの強化も実現しないのとちゃうかな。

 

夜は、満を持して、レッズの試合をテレビ観戦。

神戸の、選手達が常にポドルスキのポジションを意識しながらプレーするということで、一体感が生まれている状況に、いいのかわるいのかわからないけどまとまっているなあと感じる一方、我がレッズは、チームからのメッセージが感じられない試合だった。

(それでも引き分けるのがレッズが強い証拠でもある。)

もし、このまま鹿島が優勝して、Daznの優勝賞金がはいり(優勝賞金は3億円だが、3年にわたり強化配分金というものが支払われるということ)、さらに1つ上のレベルのクラブになってしまったら、果たして追いつくことができるのだろうか????

危機感感じるなあ。