浦和レッズは、Jリーグでも唯一選手OB会を組織化して運営している。
来る10月16日に駒場スタジアムでOBマッチと子ども向けサッカー教室を実施することとなった。
詳細は、10月1日にさいたま市の市報に掲載されるので、そちらを観てもらいたい。
OB会を発足させたきっかけは、以下の通り。
チームを離れた元選手達が、浦和レッズというチームを「俺のチーム」という表現を使えずに、「あのチームは」とか「〜〜〜らしいね」というように、三人称でしか語れない状況がある。一番のサポーターになるべき元選手が、他人事のようにしかクラブのことを語れない状況があった。
時には、チームを離れたときの状況によっては、クラブに対してネガティブなイメージをもったまま離れることもなくはなかった。
こんな寂しいことはない。
赤いユニフォームを着て戦った選手が、いつでも気軽に戻ってこれる場所を作りたい。
まずはその思いがあった。
もう一点。
そういう選手達の引退報告をしたいと思った。
引退試合をしてもらえる選手はほんの一握り。それ以外の選手は、いつの間にか引退している。そうではなく、レッズで一度でも戦った選手には、引退したときには浦和へ戻り、引退の報告を応援してくれたサポーターに向かってしてもらいたい。その場所を設けたい。
二つ目にはこの理由があった。
最後に、クラブを1つに結束させること。
選手として関わっただけでなく、引退した後も、様々な形で関わる場所を作れれば、何かあったときにはすぐに集まれるし、クラブを支える1つの柱になり得ると思う。
一緒にボールを蹴っただけで、何年経っても、集まれば1つになれるし、1つの方向を向ける。
そして、クラブの力になれる。
この動きは、他のJクラブにも徐々に浸透してきている。
来年は、クラブ創設25周年。盛り上げていきたい。
2016年10月16日 日曜日
12時30分〜13時30分 小学生対象サッカー教室
15時30分〜 OBマッチ 浦和レッズ選手OB vs ザ・ミイラ
駒場競技場
たくさんのサポーターに集まってもらいたい。