12 ■政治とスポーツとの事について

「先日、柔道でオリンピック金メダリストの谷亮子さんが、選手生活にピリオドを打ち、政治家として専念していくことを表明されました。民主党では今後設立されるかもしれない「スポーツ庁or省」に関わってもらいたいようです。
そこで、「政治とスポーツ」、 ザクッとどう考えているのか教えてください。」

「あと、好きなTV番組はありますか?」


質問ありがとうございます。

いままでも、メダリストの方々が政治の世界へ入って行かれています。今後も十分ありえることではないかと思います。

しかし、トップアスリートだったからといって政治の世界で何かを成し遂げられるかはまた別の話だと思うのです。

トッププレーヤーだから、トップレベルの監督になれるかはまた別の話ですし。

トッププレーヤーだから、クラブ運営に役立つとはいえない。

もちろん、可能性もありますが。


大切なことは、自分の選手時代の経歴をいったん白紙にして、その世界(政治・ビジネス等)でのトッププロになる覚悟を持てるかどうか。

おそらく、知名度があればあるほど、政治でもその他の世界でもその知名度やキャラクターを活用・利用しようという話がたくさんくると思います。そこで、自分がもとトッププレーヤーだったというだけであれば、その外部からの活用・利用しようという波にもまれて、自分が何をしているのかわからなくなり、活用・利用しようとするほうも、徐々に活用・利用の仕方がわからなくなり、徐々にそんな話も少なくなっていきます。お互いに悲しい方向へなってしまう可能性がある。

要するに、自分が何をしたいか、どんな影響力をもち、仕事をしていくかと言うことをしっかりと軸としてもたないといけないと思います。


スポーツで日本をよくしていく。

スポーツから日本を世界へ発信していく。

そのために、自分のキャリアや知名度が役立つのであれば、惜しみなく利用していく。


そんな強い思いをもったメッセージがほしいです。


書いているうちにいろいろな考えがでてきて、まとまりませんでした。

申し訳ないです。

このテーマは非常におもしろいと思うので、私の日々、アンテナを張って行きたいと思います。