昨年末より企画し始めた内舘秀樹(元)選手の引退試合の企画についてです。

結論から申し上げますと、年内に浦和レッズの公式イベントとして開催されることが検討されています。しかし、Jリーグが認める引退試合には該当しないために、形態を引退試合とするのか、その他の形のイベントとするのかも含め、浦和レッズが主導権をもって企画運営する計画・予定です。その企画にわれわれFP(元選手)は協力するという形になると思います。ただし、Jリーグのスケジュール等を考慮していると、単独のイベントとして開催することが難しいのかもしれません。これは私の雑感ですが。

また、浦和レッズFP会(Former Players Association: FPとは元選手の意味・男女に関わらないので、将来的にはレディースの選手も加入の可能性があります)についてですが、今年4月に立ち上げの説明会を開催し、その後、5月と6月と会合を開催し、ネットワークを広げつつ、どのような形態・組織で立ち上げ運営するかの議論をさらに深めているところです。当初、5月には立ち上げ・6月には内舘の試合というスケジュールを立てていましたが、6月の内舘の試合が延期、そしてレッズが主体となると方向性が決まった時点で、FP会の方も設立を急ぐ必要がなくなったので、1人でも多くのFPに意見をしてもらって、その方法について検討しているところです。年内に開催される予定の内舘秀樹引退企画に合わせて、こちらも立ち上げということにしたいと考えています。

4月にあのような形で新聞に大きく掲載していただいたことによって、様々な憶測や期待が寄せられています。
現状の報告がこのような形になったことと、遅れたことを申し訳なく思っています。

FP会の立ち上げを水内猛と思い立った時のことを思い出すと、、、、、

○内舘や岡野というレッズの歴史を創り上げてきた選手達が引退・もしくはチームを離れるのに、最終試合で挨拶はできたものの、その他に何もなされないことは残念だしさみしいこと。
○そういった想いの選手は他にもたくさんいる。
○FP(元選手)が集まる(組織化される)だけで、いろいろな人や組織が喜ぶ仕組みができるのではないか。
○現役の選手はどんどんと入れ替わるモノだが、FP会を作っておけば、ピッチ上で戦った選手達が一つの”場”に残ることができ、どんどんと増えていくことでクラブは歴史と伝統を積み重ねていける。
等々といったことがきっかけとなりました。

ところが、浦和レッズというクラブが大きくなっているので、我々がこのような動きをするだけでも非常に多くの反応が起こり、簡単ではないことを痛感させられています。
誰もが賛同してくれる方向性を持っていることは間違いありません。
しかし、そのやり方(方法論)について、様々な意見が噴出していて、今のところまとめることが出来ていません。

サポーターの方々からの意見が、我々を後押ししてくれると思いますし、いろいろな意見をいただければうれしいと思います。

我々は、継続して集まりを続け、大きくしていきます。